ホンダ フィット2代目・自動車比較

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(2009年記事 ホンダ フィット 著:元自動車整備士)

ホンダ・フィット・試乗インプレッション

カローラ33年連続No1販売台数をストップさせた「世界一コストパフォーマンス高いクルマ」として有名なホンダ自動車のフィット。その魅力は2代目になってまたまた進化しています。

車格を超えたサイズでヒット!

初代フィット、価格を超えたサイズで、ヴィッツクラスでありながらカローラの方が近いサイズ。他メーカーから見ればいわゆる「抜け駆け」的なズルイ車でした。2代目ですでに新設計のプラットフォームになるなど、お金の掛け具合からもヒットの度合いがわかります。
(トヨタは2〜3世代で新プラットフォームが基本)

燃費の良さもアピールしていたのはご存じの通りで、初代フィットから2代目になっても重要なファクターなのがやはり燃費。ちなみに初代は自己所有の1500ccだと、長距離なら平均で燃費が20キロ(搭乗者3名有り)を記録しています。

1人で乗っているとき、キビキビ走ると、燃費は悪くなり、良くて13キロぐらいになってしまいます。逆にいえばそれでもリッター13キロともいえますが、キビキビ走れば他のクルマとあまり変わらないのも事実です。

評価・初代フィットと比較して

先代フィットの特に前期ですが、足回り、フィットのサスぺンションはライバルコンパクトカーと比べて乗り心地的には「ごつごつ」と段差を拾ったり渋い動きをしていました。これはホンダの中でもフィットだけ、ショックアブソーバーにカヤバを採用しているからという話があります。
この2代目フィットでは、ホンダもカヤバの使い方をわかってきたのか、渋すぎるわけでもなく、ゴツゴツしすぎるわけでもなく、丁度いい柔らかさといえるかもしれません。(フロントシート着座に限り、しっかり進化しています)。ショックの質感が低く感じられるのは変わらずですが。

追記:2代目になってショーワ製のショックに変わったというウワサもあります。未確認。

最も大きな違いを忘れていました。この2代目フィットは、早くも新型シャシーということ。わずか1世代で大きな進化を遂げたということです。これにより、若干ですが室内が広くなった点と、配線の短縮化など従来型から効率アップを果たしたとのこと。

エンジンを見ると、1気筒2プラグの廃止、大幅なエンジン出力アップを果たしています。質感だって初代と同感覚。寿命という点ではわかりませんが、単純に進化しています。

コンパクトカー・ベストバイは変わらず

フィットはその価格を考えれば欠点は少ないです。コンパクトカーではあり得ない室内空間と、聞き飽きたぐらい思い切った燃料タンクを前に持ってくることにより、今までにない後部座席の空間を広くし、同時に後部座席を倒してもとても広々、かなりのモノを積むことができます。

内装を見ればインパネまわりも初代よりデザイン的にとてもよくなっています。ただドリンクホルダーはインパネと一体型となっていて、インパネの左右端っこについています。普段から使わない方やデザイン重視で生活感とかを気にする方にはありがた迷惑ですね。


FITの内装(1500cc)

初代を大きく上回る内容

エンジンも初代フィットと比べ、パワーアップ。1300ccはカタログ上なんと100馬力。そして1500ccはRSというグレードとしてスポーティさアピール。こちら10馬力アップの120馬力というクラストップのパワーを引き出しています。
組み合わされるミッションはギクシャクするCVTで乗り味はきつい。しかし加速力は車好きの人でもまずまず納得するパワーはアルでしょう。100キロを過ぎても加速してくれるので、実用域として130キロ位までは使用できます。

一クラス上と比較できるコンパクトカー

このホームページは独断を偏見を多く含みつつも、「辛口」が特徴。その中で、このフィットについては非常にいい評価となっています。
初代フィットではなんともいえないデザインが弱点でしたが、2代目となってデザインも洗練されました。もはやライバルは一クラス上のみ。クルマとしての基本性能、こちらを比較した場合、トヨタでいえばカローラクラスおよび派生車種と勝負できます。静粛性という面ではかないませんが、ドライバビリティでいえばフィットの勝ちかもしれません。

驚きのフィットのエンジン

1300ccのエンジンは気合いが入っています。以前は86馬力だったものが100馬力と14馬力アップしました。コストをかけられないコンパクトカー、低燃費重視、実用性重視エンジンにも関わらず、効率を上げてきたのでしょうか。理屈だけのカタログ馬力ではなく、実際に中回転から上が伸びやかな感じです。

2種類有り選択できる排気量。どちらがいいか聞かれれば、実用コンパクトカーなんだし、本来あるべき姿はやはり燃費が一番。日常の足として働いてくれる経済性の良さが重要な訳です。答えは自ずとリッター24キロ走る1.3リッターがベストだと思います。
それに、ギア比の問題もあるでしょうが、1300ccと1500cc、比べなければそんなに差がないという意見、また違いがわかないという意見さえ聞きます。
個人的には上り坂での余裕に大きな違いを感じました。なので通勤途中に上り坂がなければあんまり違いないと思います。

総合して

今回の記事ではほとんど初代フィットと比較しての内容となりました。それは、単純にコンパクトカーとして比較できるクルマではないし、コンセプト的には正常進化だから。
というわけでポイントは先代フィットよりどれだけ進歩してるか、デザインが洗練されたか、ここが重要なハズ。
新しいフィットに試乗して、違いを感じたら買い換え、そうでなければ待ちのスタンスで。

もし現在、日産マーチにお乗りならば、だまされたと思ってこのフィットに乗り換えてみて下さい。そりゃ外観のデザインじゃ足下にも及ばないと思います。でもきっと、「なんかこのクルマ快適だな」とか「同じようなクルマでこんなに違うんだ」なんて新しい世界を感じられるかもしれませんよ。
「ものは値段なり」。こんな言葉を覆すほどお得感のあるクルマ、それがフィットです。

参考 : 2代目マーチ3代目マーチ

中古車を狙うなら、できるだけ現行モデルを。コンパクトカー全てにいえることですが、基本的にモデルサイクルが長め。ということで、1世代前になっただけでとたんに魅力を失います。値段だってそこまで割安かどうか微妙なところ。

こんな考え方も・・・

クルマの評価と矛盾してしまいますが、確かにフィットは内容はいいです。安いし広いし欠点もない。
しかしフィットって、結局、上級のクルマが買えないから選ぶ。これで十分だから選ぶ。安くてオトクだからの魅力。
でも、クルマの質で勝負したら結局上級のクルマにはかないません。無理して広いよりも余裕があって広い方がいいんです。無理して走りのレベルを追求しても、上のクラスのクルマにはかなわないんです。

それならば、割り切って買えるヴィッツやマーチの方が幸せ。割り切って買えます。
安いと言っても130万円くらいするフィットを買って、なんか惨めというのもおかしな話ですが、ファーストフードにはファーストフードの味がある。そんな考え方もありだと思います。
コンパクトカーではフィットが一番、でも、デザインや生い立ちが気に入らなければ別のコンパクトカーを見るのも意外と新鮮です。

ホンダ フィット

ホンダ フィット
  • fit (フィット)
  • テストグレード : “fit-G”
  • 形式 : GE6
  • 排気量 : 1300cc
  • エンジン : L13A
  • 価格 : 1,197,000円

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適合バッテリー

フィットのハイブリッド適合詳細


フィット 2代目
GE6 - L13A 1300cc 2007年〜
42B19L


フィット 初代
GD1 - L13A 1300cc 2004年〜
42B19L

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ライバルと比較しての評価
エンジン質感 アコードワゴンの評価
足回りの質感 アコードワゴンの評価
内装の質感 アコードワゴンの評価
外装の質感 アコードワゴンの評価
快適性 アコードワゴンの評価
お買い得度 アコードワゴンの評価
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