マツダ・デミオ自動車比較・評価と評論

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(2009年記事 マツダ デミオ 著:元自動車整備士)

マツダ・3代目デミオ・試乗インプレッション

ホンダのフィットがコンパクトカートして革命的な広い室内空間と超低燃費を実現し、カローラ(シリーズ)の販売台数ナンバーワン座から引きずり落とし、コンパクトカーブームになりました。その中で最もと言っていいほど、デザイン、燃費などでも全く劣っていたコンパクトカーの一つがデミオです。

サイズダウンで軽やかに

しかし、1996年にデビューし販売した初代デミオは、ミニバンが主力だった当時、コンパクトカーとしての車内のスペース、実用性などをフルに追求し、デザインはともかく広さでそこそこのヒット。別名「マツダの救世主」と呼ばれています。

2007年にデビューしたこのデミオは、小型軽量化されて実用燃費を重視、コンパクトカーとしての室内空間を無視しスポーティーさと低燃費、必要最低限の室内空間を確保しました。さらにミラーサイクルエンジンの復活も。

そして、コンパクトカーとして限界までコストを削るという、ちょうど現在主力のコンパクトカーとしては、かなり大勝負に出ました。内装はとてもシンプル、シンプルすぎというか、とても品祖になっています。デザイン的にはまとまっていると評価スル人も。

デミオに試乗、走り出してみると・・・

前席優先としたこのデミオ、運転してみると乗り味はどうか?室内に乗り込むと前席のシートは従来より大きくなりコストがかけられた感じもあり好印象。逆にメーターは非常にチープな為にかなり安っぽい感じをえます。車幅感からもエンジンの振動、音からもまるで軽自動車といった感じです。

エンジンはミラーサイクルのおかげで、実際は1000ccクラス。エンジン音は盛大で、そこに良くも悪くもCVTのフィーリング。軽量ボディの効果もあってギクシャク感強い組み合わせ。
優れた点としては特別にスポーティではないがトヨタ車よりは扱いやすいアクセルとブレーキはさすがマツダ自動車。そして加速感自体は、体感的にトヨタヴィッツの1000ccよりはよさそうです。

ライバル車と比較して

誤解を恐れずに言えば、このデミオ、微妙です。同じ値段を出してコンパクトカーを買うなら、フィットがイイです。フィットが。だってフィットは反則ですもん。でかいし広いし、金掛かってそうだし、シートもでかいし・・・。それか中古車でお得な外車なんかも比較対象としてはかなりお得感あるでしょう。

このDEデミオの乗り心地を一言でいうと、昔のコンパクトカー(もしくは軽自動車)って感じです。軽くてピョンピョン跳ねる様な、ニッサンマーチ1000ccと同じようなイメージ。例えばフィットやスイフト、イスト、旧型デミオなど、「カッチリとした印象を持つの新世代コンパクトカー」といった感じではないです。
その分、価格が安いのがデミオ。値引きはわかりませんが、1万円でも安くというなら、ディーラーで見積もりをもらってみてもいいかもしれません。

デザインは攻撃的で塊感もあり

外観のデザインに目をやれば、スポーティ感あふれるかっこよくてスマートなデザインです。後部座席は外観から想像できるよりも広く取られておりが、身長180センチの人間が長時間座れるほどのスペースはなく、非常用に近場専用とするのがよさそうです。
最も、近所のお買い物メインが多いコンパクトカーなら、この辺りは割り切りが気持ちよくもあります。

実質的に2人乗り、リアは荷物スペース

室内の広さ、現代のコンパクトカーでは最もミニマム。一般的な低燃費型の1300ccLのデミオに大人4人乗った状態で窮屈感は、かなりいっぱいいっぱい。リアシートはちょうどいい荷物置き場と考えた方がいいです。
快適な広さで考えれば、コンパクトカーの中ではまるで反則ワザのようなホンダフィットを選んだ方が快適。
逆にセカンドカーや近所のお買い物メインなどの目的で使うのなら通常のデミオ1300ccで十分。この場合、中途半端な選択肢となるミラーサイクルエンジン搭載車は価格差の元が取れません。

全体的に、ただ乗れればいいという女性向きに作ってあることは間違いないですが、高張力鋼板を多量に使用するなど、技術をかけられない部分は良質な材料で対処というアプローチが面白いマツダ・デミオでした。

旧型から退化した可能性も

モデルチェンジといえば、従来型よりいいクルマが出てくるのが常識なハズ。しかし残念ながらデミオは違います。新型になってスタイルは良くなったかもしれませんが、「なんでこんなになってしまったんだぁ」と声を大にして叫びたい
まるで、血統書付きのネコが雑種になってしまったかのよう。

旧型デミオはコンパクトカーを越えた乗り心地とけっこう広い室内で自信を持ってオススメできるクルマでした。上質な中古が手に入るならそちらをぜひ。または価格は上がってしまいますが、ベリーサなんていかがでしょう。

追記:スカイアクティブエンジン

圧縮比が異様に高いマツダの新世代エンジン。燃費をウリにしていますが、どうやらそこまで変わらないという話です。
新しいもの好きなら、新エンジンのグレードがいいですが、そうでなければ通常エンジンのグレードを。
せっかく安いデミオのメリットがなくなっちゃいますし、少し燃費が良くても、ローンの差額ほどよくはないと考えます。

マツダ デミオ

  • demio (デミオ)
  • テストグレード :“13Cミラーサイクル”
  • ミッション : CVT
  • 形式 : DE3
  • 排気量 : 1300cc
  • エンジン : ZJ-VE

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適合バッテリー

デミオ
DE3 - ZJ-VE 1300cc 2007年〜
55D23L

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ライバルと比較しての評価
エンジン質感 デミオの評価
駆動系質感 デミオの評価
足回りの質感 デミオの評価
内装の質感 デミオの評価
外装の質感 デミオの評価
快適性 デミオの評価
お買い得度 デミオの評価
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