ウィッシュ(20系)「P4」自動車比較評価/ライバル比較

自動車購入の試乗比較、中古車選びにも・メーカー別評価「トヨタ」
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乗り心地や燃費、エンジン質感評価・間違いいっぱいの自動車選び
 

(2011年記事 トヨタ ウィッシュ
著:ヒラリー男爵)

トヨタ WISH 試乗インプレ「4」

2代目と進化したトヨタ・ウィッシュ(ZNE20系)の試乗レポート。 実際に購入してわかった点や、ディーラーでの試乗の際にぜひともチェックしたいポイントなどを掲載中。前ページからの続きになります。

当ページは4ページ目です。「プレマシーやプリウス、アクアなど同価格帯ライバル比較」を記載してます。


  1. 分割page - ウィッシュ試乗「1-1」・内装、エンジン&CVT
  2. 分割page - ウィッシュ試乗「1-2」・静粛性や乗り心地、ハンドリング
  3. 分割page - ウィッシュ試乗「1-3」・燃費や購入してわかった点
  4. このpage - ウィッシュ試乗「1-4」・プレマシーやプリウスなどライバル比較

関連ページ ナビ・オーディオ・制振など分解取付と写真/目次1覧

ウィッシュの内装1ウィッシュの内装2
トヨタ
  • グレード:“1.8X HID-SE”
  • 型式:ZNE20G
  • 車両価格:190万円
  • デビュー年:-

ライバルとの比較

※ウィッシュが属するローハイト系コンパクトミニバンの比較をまとめました。
2013〜2014ローハイト系コンパクトミニバン比較
ここより簡潔&明確に長所短所をピックアップしています。

ワゴンとして考えると

ウィッシュをワゴンとしてみれば、1世代前のトヨタ・カルディナあたりからの乗り換えも考えられそう。セダンのバリエーションだった、いわゆるステーションワゴンは車種が少なく限られるようになりましたから。代わりにハイトワゴンが後釜に考えられています。

ワゴンとして考えれば、アベンシスワゴン、マークXジオ、ヴァンガードなどもグレードによっては価格の差はそんなに大きくなく、競合車種になりえます。

多少安価な価格で選べばカローラフィールダーも捨てがたい。ホンダで良ければフィットシャトルだってある。しかしイメージ悪すぎ?それならば上のランクを見てみる。毎月数千円の維持費アップに耐えられるのならば、マークXジオアベンシスワゴンがオススメ。

ウィッシュも2000ccエンジン搭載グレードを選ぶとすれば、車両価格が230万円とかしてしまう。そうなれば上位車種と価格の差は意外と少ない。走りに質感、上位車種が勝ります。

プレマシーは強力なライバル

エクステリアのデザインで圧倒的に不人気なプレマシー。ウィッシュの方がボディサイズ小さいのに関わらず、上級車種に見えるのはイタイ。

しかし走行性能という面ではいいんです。何と言っても、プレマシーは乗り心地が良い。質感をレベルで表せばウィッシュより100レベル上。この手のクルマでは快適性は最も重要でしょう。かつ、コーナーでの走りやすさも全体的にウィッシュより高いレベルで、リアの追従性も悪くない。
比較評価ページはこちら!プレマシー試乗比較

写真のラフェスタハイウェイスターも、基本的にはプレマシー。それでいて、エクステリアの優雅さが大きくレベルアップしています。

比較評価ページはこちら!ラフェスタハイウェイスター試乗比較

ウィッシュのスライドドア版はアイシス

アイシスのエクステリアアイシスのスライドドア

ウィッシュと兄弟車のような関係になるのがトヨタ・アイシス。

ウィッシュがデザイン性に優れたスイングドアなのにたいして、アイシスはスライドドア。しかも助手席側はBピラーレス
走行すれば、ウィッシュと基本的に同じような味を持ちつつ、悪い舗装路での乗り心地でウィッシュに分がある。ハンドルを切った感触も普通に走行していれば同じような感じ。サスペンションのキャラクターは、同じ2000cc同士で比較すればウィッシュの方が固い。

アイシスの比較試乗レポートはこちら。アイシス2000cc試乗比較

因縁のライバル?ストリーム

乗用タイプのコンパクトミニバンといえば、やっぱりストリーム。ヒンジ付きスイングドアというのも一緒。

ウィッシュと走行性能の質感や走りやすさで比較すれば圧倒的にストリームの方が質感高い。
一方で、快適性能で比較すれば圧倒的にウィッシュの勝ち。中でもストリームの乗り心地の固さ、そして静粛性の低さ、これは疑問通り越して笑うしかない。最終的に「RSZ」というグレードのみのラインナップが全てを物語る。

ホンダの迷走??良いけどちょっと違うでしょ?と感じてしまう商品企画。普通のようで普通じゃない。個性が強くぶっ飛んでます。

比較評価ページはこちら!ストリームRSZ(1800cc)試乗比較

セダンでは同じトヨタのプレミオ

プレミオのインテリア

ウッシュのセダン版と言っていいような、同じような乗り味を持つのがプレミオ。

主力グレードは1500ccエンジン搭載車の上位グレードで、トヨタ高級車のような室内空間が魅力。お値段203万円(2014年)で、ウィッシュのようにサイドエアバッグや横滑り防止装置は装備されないが、内外装の上質感を考えればなかなかにコストパフォーマンスは高い。

より安い車両価格で上記装備が付くウィッシュ、意外にも走行的質感でもプレミオを上回る。なのでウィッシュのコストパフォーマンスは相当に高い訳だけど、プレミオの内装に惹かれれば、やはりお得感は高い。
プレミオは親父っぽい?それは確かにw でもインパネやドライバーズシートあたりの素材感も良いし、リアシートまで含めシートの出来もウィッシュとは比較にならず。

またリアシート、おばあちゃんが座るのにちょうど良い。ドアは重めながら、簡単に一人で乗り降りができる。ここもウィッシュにはない長所。だれのためのクルマかが明確なのはわかりやすい魅力。

比較評価ページはこちら!プレミオ(1500cc)試乗比較

2010年、2012年のマイナーチェンジ

2010年のマイナーチェンジでは、カタログ燃費の向上とサスセッティングが多少変わったのが確認出来ました。細かな部分ではネジにメクラ蓋が付いたりなど。エクステリアの変更はほぼなかったような感じなので、非常に地味な変更でした。

2012年に行われた2回目のマイナーチェンジ。意外と気合いが入ったマイナーチェンジで、エクステリア細部が大きく変更されています。
しかしそれだけじゃありません。よ〜くよ〜く見れば細かな部分がいろいろと変わっているではないですか!

エアコンスイッチ変更

20系ウィッシュの弱点として挙げたエアコンスイッチ。ここが大きく変わっています。

外観は大差ありませんが、押し心地は悪化し、回し心地はより上質に。(個体差の可能性も有)

  1. プッシュボタンの押し心地は大幅悪化。渋くて引っかかる”おもちゃのラジコンレベル”。ボタン中央を押さなければしっかり押せない。マイチェン以前の押し心地は悪くなかった。
  2. 中央のロータリースイッチは質感アップ。あと少しでオーディオ用スイッチに届きそう。21系クラウンのなんちゃって金属ヘアライン調ノブより断然回し心地が良い!マイチェン以前も普通に悪くはなかった。

ドアトリムの取って部分変更センター下部のポケット変更

その他、助手席側ドアハンドルやインパネセンター下部の造形も変わっています。 話題にならないほど細かな部分の変更、もしかしたら他車でもこんなこともあるかもしれませんね。

ナビゲーション、オーディオ交換・取付

ウィッシュに後付けのオーディオやカーナビゲーションを取り付けました。今回、売却に伴うシステム変更で分解し、写真も撮影したので掲載しています。サルでもわかる?オーディオ&ナビゲーション取付講座。シンプルなシステムと安くて遊べる低価格仕様のフロント3Wayシステム、オーディオコントローラーの設置例などを掲載しています。

ウィッシュ「ナビ・オーディオ・制振など分解」目次

特にデッドニングコーナーなど、大きく解説写真が不足しています。完成後の分解時に撮影しましたためです。ご了承くださいませ。

後期1.8Sの内装イメージ

ウィッシュ総合、燃費や維持費なども総評

試乗して細部を見てみれば、意外なほどに欠点が並ぶウィッシュ。確かにクルマ好きの方には欠点だらけのクルマ。若いユーザー向けの元気がいい自動車、そんなイメージを信じちゃうと、肩すかしを食らうのでご注意を。
でも、一般的なユーザーが重要視するであろうコストパフォーマンス(装備面やボディサイズ、維持費)を評価すると、俄然魅力的に。
そうです。ウィッシュのお得感は一線級。でかくて安い。安全装備も充実。もちろん同価格帯コンパクトカーよりはクルマとしての内容も装備も優れてる。


ウィッシュって、クルマに興味がない人には最高のお得感を持つクルマ。購入すれば価格以上の所有満足度を得られると思う。また若々しいイメージも十分アピール。逆にお得感高い=無駄が少ない。クルマの質感を気にする方は別のクルマを選択した方が幸せ。
特徴のハッキリしたわかりやすさがウィッシュですね。

車の運転に興味があれば、運転する楽しみを持つ車種が最適。しかし運転が楽しいクルマってだいたいにして凄く割高。ウィッシュの廉価グレードはものすごく優秀なコストパフォーマンスが魅力だから、新車のウィッシュではなく中古車推奨。同じ予算なら別の中古車をチョイスした方が幸せいっぱい。

高級感とか上級感を求めればミドルクラスセダンに分がある。同価格帯ならプレミオとか。でもミドルセダンの地味さはちょっとね。ならば上級コンパクトのオーリスか。車体は小さいけどウィッシュと同価格帯。オーリスは外見とは違って意外と上級車指向。

また視点から見れば、ウィッシュは昔のカルディナあたりの後継車。そう、ミドルサイズのステーションワゴンとしても選択できる。1800ccモデルと近い価格ならカローラフィールダー、2000ccモデルならアベンシス。こうして考えればやはりウィッシュのコストパフォーマンスは高い。魅力です。

トヨタ ウィッシュ (2代目)

トヨタ

WISH (ウィッシュ)

  • 試乗グレード:“1.8X HID-SE”
  • ミッション:CVT
  • 年式:2011y
  • 型式:ZNE20G
  • 新車時価格:190万円

当記事は「ヒラリー男爵」がお届けします
ヒラリー男爵

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シフトパネル部分は光沢パーツに交換可能。同時にシフトノブも交換。低価格グレード買ってパーツで交換するのはいい選択肢。
写真は同じクルマです。
品番は多分、35907-68090。


2度目のマイナーチェンジでバンパーは大きく変更された。コストを掛けて成長させてくれたのはウィッシュを検討している方には良いニュース。多少なりとも車両価格が上がったのは残念。


プレマシーVSウィッシュ。プレマシーの方が横幅があるが、ドアミラーいっぱいの幅は一緒。ウィッシュのドアミラーは外側に飛び出ているのがわかる。


手前がウィッシュ、奥がプレマシー。ウィッシュの方がピラーが寝ている。運転しやすいのはプレマシー。



ウィッシュのスライドドア版がアイシス。助手席側はBピラーレス。


2回目のマイナーチェンジ後。リアはよりワイド感を強調したデザインに。



2012年マイナーチェンジ後の変更があった細部。グレードは別。この写真は2000ccのZ。


後期はインパネ下部のデザインも変更。(写真は後期モデル)
前中期は蓋付きタイプだか作りが悪く、デッドスペースになっている部分もあった。

辛口試乗レポートと合わせ、独断と偏見による5段階評価。同価格帯の車との相対的評価を掲載。

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