プリウス4代目/簡単試乗レポP1・辛口評価

自動車購入の試乗比較、中古車選びにも・メーカー別評価「トヨタ」
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乗り心地や燃費、エンジン質感評価・間違いいっぱいの自動車選び
 

(2016年記事 トヨタ プリウス
著:ヒラリー男爵)

トヨタ
  • グレード:“Aツーリングセレクション”
  • 型式:ZVW51
  • 車両価格:293万円
  • デビュー年:2009年5月〜

4代目プリウス・試乗ちょいのり「1」

簡単な試乗による簡単な試乗レポート、プチインプレッションです。考え込まず第一印象重視でフレッシュな、より一般的な印象を言葉に出来るよう心がけています。試乗内容は限定的。暇つぶし程度にご覧下さいませ。

当ページで取り上げているのは、プリウス・グレードは「A・ツーリングセレクション」。2015年12月デビューのモデルでグレードは上級クラス。魅力は燃費だけでなく足の質感とその方向性!


  1. このpage - プリウス「1-1」・概要と加速感印象
  2. 分割page - プリウス「1-2」・運転感覚と乗り心地、リアシート
プリウス(4代目)内装1プリウス(4代目)内装2

4代目となったプリウス

センタークラスター

2015年12月にデビューした4代目プリウス。ハイブリッドというだけで売れる時代は終わったという中で、相変わらずハイブリッド専用車として登場。やっぱりプリウスですからね、イメージ通りでわかりやすいというのは好感が持てます。

動力源は従来の延長線上とのことだけど、ボディ骨格やシャシーは新しい世代になったらしい。またボディサイズは若干大きくなり、全長4540mm。お値段は概ね15万円程度アップしています。

試乗車概要

今回試乗したプリウスはディーラーの試乗車で、グレードは「A・ツーリングセレクション」。車両価格300万円近く、装備はなんでもありといえるよう。プリウスを実用車と考えればリッチすぎじゃないですか、なんて思ってしまうグレード。

このクルマに運転席30分、助手席とリアシートにあわせて30分、計1時間前後を試乗しました。短時間かつ市街地メインの試乗なので、インプレッションの内容は限定的です。

ハイブリッドというだけじゃない魅力

外装(フロント)旧世代となる3代目プリウスと比較して立派になったというのは、もうどこでも言われている。

モデルチェンジして質感低下しているクルマが存在している事を考えれば普通に凄いことだけど、モノとしては当然。やっぱり新しいモノの方がいいものだってイメージがある。

ハイブリッドでないとしても魅力的

声を大にして言いたいのは、同価格帯の他車と比較しても立派と感じられたこと。プリウスを250万円と想定して比較すると、クルマの質感をウリにしている割に、走行的質感でプリウスに負けちゃうライバル車だってある。
つまり、ハイブリッドという部分を無視したとしても魅力的な、このクラスの大本命と感じた。これからは少なくともプリウスと同じレベルの質感がなければ、比較の土俵にも上がれないんじゃないかと。

短時間の試乗でもこれはいい!と感じた点はいっぱい。ステアフィールやサスペンションなどあちこち立派。あちこち立派になったからこそ、逆に気になる点というかもっと進化してほしい点も出てきたけど、完璧を求めても仕方なし。きっと個性的な内外装のデザインこそがもっとも大きな判断材料になるんじゃないかな

ハイブリッドという点で見ても魅力

周りにはハイブリッド車ばかりなんていうのも一般的な今日このごろ。筆者の身内でもマイナー前後のトヨタSAIやレクサスHSを所有していて、ホンダCR-Zを所有したこともある。
ハイブリッド車という点で比較しても、やっぱりプリウスは魅力的。例えば同じネッツやトヨペットで買えるSAI、ポジション的には兄貴分だけど、このプリウスの方が立派な点がいくつかある。「現時点で」という注釈付きながらも、ホンキで比較対象になるんじゃないかっていうほど、筆者はプリウスに惹かれる。ちなみにお値段には100万円の開きがw

試乗内容は限定的。それでも感じたプリウスの魅力は以下に続きます。

試乗:エンジンやモーターの印象

ステアリング動力システムは従来からのブラッシュアップという話だけど、乗れば違いを体感出来るだけの差があった。ドライバビリティ的には優れているわけじゃないけどそんなに悪くもないといえるくらいにはあると思う。

停止から加速を開始する時や、再加速の瞬間、ドライバーズシートで聞こえてくるエンジンノイズも違った特性に感じた。

停止からの発進加速を数回試して感じたのは、エンジン始動時の不快感が少ないという点。なぜかと考えれば、今までよりモーターが頑張って速度を上げてからエンジンがかかる。ドライバーは停止に近い状態でエンジンがかかれば不快な振動を感じやすく、走りだしてからなら不快な振動を感じにくいという事なんだろう。
兄貴分のSAIが非常に不快な振動を出すために、遠慮がちに発進しなくてはならないことを考えると、ここはプリウスの長所。

またエンジンが停止中の巡航から再加速をする時、ここもモーターの頑張りが増えたのか、もしくはエンジン始動が滑らかになったのか、はたまたエンジンノイズの音質変化か、従来より繋がりがマイルドに感じられるようになった。従来型は特に上り坂でアクセルを踏むと、唐突にガサツなエンジン音が響いてきて、いきなり高回転で繋がるような印象。上級ハイブリッド車では気が付かないうちにエンジンが始動しているものだけど、少しだけそれに近づいたかな。

なお、アクセルレスポンスという言葉を使うと、非常にマイルドでついてこない感覚。ここは従来型と同じような感じ。このあたりと前述のエンジン始動時のフィーリングはもっともっと「ハイブリッドを意識させない」レベルを望みます。

※バッテリーは一部グレードでリチウム系が採用されています。

絶対的な加速力は?

「不足ない加速力」という言葉は、評論家がよく使う言葉だけど、それだけならどのクルマも不足はないわけで、それは評価の基準にならず。
ほんとは「車格に見合った加速力」とか「たまには踏んでみたくなる加速力」なんていう部分が大事なんじゃないかと思ったりする。クルマは高価だから、日常的な実用車といっても多少は趣味的要素だって気になるよね。

一般的なトヨタ式ハイブリッド全般で言えることながらも、残念ながら最大加速力はあんまり速くない。停止から踏みっぱなしの場合も、再加速で数秒踏み込む場合も、ハイブリッドだから速いと感じることはなかったり。普通のミッション(CVT)を搭載した、同じような出力を持つガソリンエンジンと比較すれば、そっちの方が加速力高いと感じる。

だから2400cc並みと言われるプリウスも、体感的に2000cc+CVTの方が速いくらい。

エンジン停止時は滑らかな走行フィール

エンジン止まっていれば滑らかで当たり前!?いやいやちょっと待ってw これはクルマによって違いがあります。悪い意味でアクアに乗れば一目瞭然。逆に良い意味でリーフに乗れば一目瞭然。
エンジンノイズや振動がない分、その他の音や振動が聞こえてくるし、ドライバーはアクセルフィールやサスペンションフィールなんかに敏感になっていると思う。

このプリウスは渋滞中などエンジン停止したまま走りだし、そのまま停止する時に滑らかだった。ここに限って言えばV8積んだ高級車と同じよう。といったら言いすぎかな。でもエンジン回ってなければ滑らかに走るなんて、全然当たり前じゃありませんw プリウスけっこう立派!


プリウス(4代目)内装3プリウス(4代目)内装4

試乗:静粛性など

フロントシート今回の試乗車はツーリングセレクションということで、17インチサイズのタイヤが装着。それを踏まえて静粛性は並。普通にロードノイズが気になるレベルで残っている。試乗時は最大3人でのドライブも試し、人数多ければ人がノイズを吸収するわけで、それでも併売されるプリウスアルファと同じくらいという印象を受けた。
プリウスとしては上々、でもチマタで言われているような、クラウン並に静かだという感じはなかった

もちろん従来型プリウスと比較すれば、特にリアシートでの静粛性は向上。またウルサイと感じるノイズに関しても、音質がお上品になったと感じる。エンジンノイズも”ガラガラガラガラ”が”ガーガー”という最近のトヨタっぽい感じに。同じうるさいにしても高額車のうるさいと普通のうるさいは違うからね。

プリウス (30系後期-1)

トヨタ

prius (プリウス)

  • テストグレード:“Aツーリングセレ”
  • 年式:2016年
  • 型式:ZVW51
  • 新車時価格:293万円

概要

  • 排気量:1800cc+モーター
  • エンジン型式:2ZR-FXE

その他概要

  • ボディサイズ:4540×1760×1470mm
  • 車重:1370kg
  • 発売時期:2015年12月〜
  • 車両価格帯:243万円〜

プリウスのモデル別の違いや比較
その他の概要はリンク先で掲載中。

当記事は「ヒラリー男爵」がお届けします
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ライバルと比較しての評価
エンジン質感 5段階評価

ノイズの音質は改善。扱いやすさも上昇。エンジン停止中は星5つ。

足回りの質感 5段階評価

旧型比だけでなく、200万円台の他車と比較しても立派。

内装の質感 5段階評価

グラフィカルなメーターを除けば見どころはなし。

外装の質感 5段階評価

アメリカンな印象。

快適性 5段階評価

フロントシートは良いレベル。リアシートはスペース的に厳しい。

お買い得度 5段階評価

改良の度に価格は上がるが、燃料代による維持費の安さを含めれば十分納得。




ナビゲーションは現在のところ、ディーラーナビとなる。バックモニター等はセットオプション。


試乗車はシート表皮のつっぱり感が強かった。

辛口試乗レポートと合わせ、独断と偏見による5段階評価。同価格帯の車との相対的評価を掲載。

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