プリウス・自動車比較と評論P1-2/始動中のエンジン音や総評

自動車購入の試乗比較、中古車選びにも・メーカー別評価「トヨタ」
自動車試乗比較・評論メンテナンス情報ヘッダー画像
乗り心地や燃費、エンジン質感評価・間違いいっぱいの自動車選び
 

(2009年記事 トヨタ プリウス
著:元自動車整備士)

トヨタ・3代目プリウス(前期)・試乗「1-1」

今回の辛口比較・評価評論の試乗ターゲット車は、未来的感覚溢れる実用車、トヨタ・プリウス(3代目)。エンジン+モーター、ご存じハイブリッドパワーで燃費を稼ぐ新感覚のクルマ3世代目。プリウス試乗記です。
当ページは2ページ目です。「始動中のエンジン音や総評」などを掲載中。


プリウス内装1プリウス内装2
トヨタ
  • グレード:“L”
  • 型式:ZVW30
  • 車両価格:205万円
  • デビュー年:2009年5月〜

※内容は辛口評価です。ディーラーで試乗の際にぜひともチェックしたいポイントなどを掲載中です。

  1. このpage - プリウス・”前期”モデル「1-1」・コストと自動車的質感
  2. 分割page - プリウス・”前期”モデル「1-2」・始動中のエンジン音や総評

※別ページにて後期モデルの試乗レポートを掲載中。後期の方が文面まとまってます。
関連ページ プリウス・”後期”モデル 「2-1」時代が進めば評価も変わる
関連ページ プリウス・”後期”モデル 「2-2」燃費、ライバル車について

始動中のエンジンノイズとか

プリウスの良いところ、「ノロノロ運転時はエンジンが掛かってもノイズが気になりにくい」というのがある。うるさいエンジンでアイドリングストップが付いた車種では、ストップしない車種よりノイズを感じてしまう。一旦静かなのを味わった直後に騒音を感じれば、とてもうるさく感じるというアレだ。

人間の耳は自然にイコライザーを掛けるというから、自動で音質調整をしたり、感度を調整しているわけで、こんなことが起こる。エンジン掛かっているならずっと掛かっていた方が良いというのも納得だ。

プリウス、低速度で巡航中はエンジン掛かってもたいして気にならず。さすがトヨタ、静粛性には気を遣っている。同じハイブリッドのSAIなどではこういった時、かなり注意してもエンジンが掛かっているかわからない。ごくごく注意すれば振動でわかるが、そこまで神経とがらして走る事は普通ない。
(どちらもフル加速となれば急に音量が高まり、これは気になる)。

アイドリング中はどう?

ではクルマが停止していて人間も敏感なアイドリング中はどうか?手元の騒音メーターで計測してみました。

車外、周囲の環境騒音は59.7dB。普通に昼間の屋外という数値。車内での計測はリアシート

  • エンジン停止中 ・・・ 58.4dB
  • エンジン稼働中 ・・・ 61.2dB

エンジン停止中と稼働中、数値で見れば約3dBの差。音圧でいうところの3dBは音量では倍というが、簡単に言えば人間がボソボソ声で話しているのと同じくらいの差になる。また、周囲が静かになればなるほどこの差は広がり、夜間ではおよそ10dBくらいの差になる想像ができる。周りがうるさければエンジン音も気になりにくい。
ディーラーで試乗した時は気にならなかったのに・・・。なんてことの無いようご注意を。

エンジンは耳障りなノイズ、しかしセルの音がしないのはイイ!

音質的には単純にガラガラという4気筒エンジンの音がする。それでも、セルモーターのキュルキュル音が無いのは非常に快適。他のアイドリングストップ付き自動車、閉口です。。。

メンテナンスデータ

写真はプリウスのサービスデータ。アイドリング回転速度が1000rpmなんて記載されてる。これにどんな理由があるのか気になって仕方ありません。そういやSAIのハイブリッドも900rpm。

それから点火プラグ、イリジウムプラグで20万kmとなっているけど、エンジン稼働時間が少ないからこそなのかな。

インサイトはライバル?

3代目プリウスは、先に販売開始されたホンダ2代目インサイトのハイブリッドカーの価格破壊とも言える値段を意識し、一番下のグレードである「L(エル)」を、ホンダインサイトの同じ名のグレード「L(エル)」と同じ2,050,000円という価格でそろえてきました。

同じ価格と言ってもトヨタが世界で初めてハイブリッドカープリウスを販売し、3代目プリウスを発売するまでに培ってきた技術テクノロジーの差では天と地の差がある。それにもかかわらず本気でホンダをつぶす勢いを見せつけているのは、トヨタにとっての最強の驚異はホンダなのかもしれませんね。

もちろん、インサイトとプリウスのハイブリッドシステムを比べれば、幼稚園児と大人ほどの差があり、本来比べるべきではない。回生ブレーキだって、実は通常の減速中に充電できるハイブリッドブレーキはトヨタだけ。日産でもほぼエンジンブレーキ状態でのみ充電となっています。

価格的な面だけみれば、ホンダのインサイト、売れ筋グレードL(エル)の下位グレード、G(ジィ)では、189万円というお買い得な値段をつけています。しかしそこでまたトヨタは、併売している2代目プリウスをEXと言うグレードとして、インサイトと同じ189万円で販売を開始しています。

モデル初期のこんなハナシも

今回の3代目プリウスは、2代目プリウスと併売とされ、トヨタの大人げない態度などとかなり、クルマ業界では噂する人もいますが、事実、2代目プリウスの販売台数が好調だったため減価償却の意味での併売であり、189万円という値段で売ったとしても利益はあるといわれています。

2011年12月 大幅価格アップのマイナーチェンジ

3代目プリウス後期2011年12月のマイナーチェンジ(小変更)では、主要グレードで価格がアップ。例えば「L」グレードが12万円アップで217万円になるなど。グレード別に細かく見ればバンパーの意匠変更やディスチャージランプの設定など変更点もあるが、実際には単純な価格アップ

雑誌ではアクアが登場した事による価格調整といわれた。そういえば同時期にトヨタのハイブリッド自動車SAIも価格がアップした。

経済性の高さが最も重要なプリウスなだけに、12万円の車両価格アップは非常に痛いですね。

良い点はオプションでディスチャージが選べるようになったこと。従来型ではLEDヘッドライトを求めて、しぶしぶ高価なグレードしか選べなかったので、ユーザーによっては朗報。
参考:3代目プリウス・後期モデル試乗

クルマ好きにプリウスはどう?

プリウスは確かに、どうしようもない足回りやパカパカなドアなど、クルマの基本性能は低いと言わざるを得ません(200万円という価格帯において)。

しかし、エンジンが止まったり掛かったり、走行状況で燃費が大幅変化したり、今までの自動車とは違った楽しみがあると思います。

そりゃ今までセルシオやらマジェスタやら、お金の掛かっているクルマに乗っていたクルマ好きが比較すれば、プリウスは乗り換えの対象すらならないかもしれません。でも、そんな高級車と比較しても3代目プリウスの液晶パネルは見応えあり。視線が液晶部に向かうために、インパネのチープさがそんなに気になりません。

ソーラーパネル、どうかな?

ソーラーベンチレーションシステムとは、車体の天井に設置されたソーラーパネルによって発電された電力でクルマが駐停車中でも車内の換気ができること。それに加え、リモートエアコンシステムをつけることによってエアコンの動作条件が変わる。以前のプリウスでは、走っていないと動作するようなしないようなそんなエアコンが駐停車中でも作動させることができます。
リモートエアコンコントロールとは、付属のリモコンによって車外に出ているときでも外からエアコンを作動させることができるシステムです。

真夏日に、駐車している車に入ろうとすると室内はとても暑いですが、リモートエアコンシステムを使うことによって室内の暑さを軽減し、快適に近い乗車を実現したものでとても便利ですが、新しい試みのシステムとしては、ちょっと割高な装備で、知的好奇心を満たす為の装備と言えます。

なんだかんだいっても2009年のエコカー減税の中、このプリウスが一番人気で、すでに8万台の予約で半年以上しないと手元に車が来ない状態です。

評価総合

試乗記なんて読む必要も書く必要もないくらい大人気のプリウス。価格の割に良いクルマという部分もあるだろうし、単に流行という部分もある。
試乗レポートをホームページに公開するといっても、ここまで人気だと悪い事は書けないwww。だからドライバーが気になる運転感覚や印象はパス。

プリウスの長所はもうご存じの通り。熟成されてきたハイブリッドシステムで、軽自動車ほどガマンすることなく、それ以上の燃費性能が手に入る。いくら他の自動車も燃費が良くなったといっても、それはがんばって気を付けて運転するからこそ良い燃費がでる。
それならプリウスの方が全然運転が楽しいんじゃない?だって、好きホーダイに運転してもそれなりの燃費を記録し、気を付けて運転すれば脅威の燃費が出る。やっぱりね、ハイブリッドだねって思うのはこの部分。奥様に合わせて例えれば、ヘルシオ買いますか?普通の電子レンジ買いますか?って感じ

それだけスペシャルな自動車が普通の価格で販売されている。それはもう、買うしかないわけです。”あえて”、乗り心地と静粛性と運転しやすさとハンドリングと感電のリスクには目をつぶってね。

トヨタ プリウス (30系前期)

トヨタ

prius (プリウス)

  • 試乗グレード:“L”
  • 年式:2009年
  • 新車時価格:205万円

動力システム概要

  • 排気量:1800cc+モーター
  • エンジン型式:2ZR-FXE
    (アトキンソンサイクル)

その他概要

  • 型式:ZVW30
  • ボディサイズ:4480/1745/1490mm
  • 車重:1310kg
  • 発売時期:2009年5月〜
  • 新車時価格帯:205-334万円(EX省)

プリウスのモデル別の違いや比較
その他の概要はリンク先で掲載中。

当記事は「元自動車整備士」が
お届けさせて頂きます。
元自動車整備士

系列サービスでご紹介中!

「自動車保険一括見積り」の比較。見積もりはメールか郵送で安心。
保険一括見積りサービスの比較サイト

系列サービスでご紹介中!

法人、個人事業主の「ETCカード」。複数枚契約が可能。審査無し?
セディナなど法人ETCカード

インターネットでバッテリー価格を確認
国産車バッテリー


シフトノブ。ここを見ると最先端レベルのハイブリッド車ということを実感できる。このスペシャルな操作感覚はプリウスを始めとするトヨタの長所。


カップホルダー1。蓋付き。


カップホルダー2。


リアセンターアームレスト。CT200にはこれがないがプリウスならある!


スポーツコンバージョンモデル「G's」


プラグインハイブリッドのプリウスPHV。エクステリアの差は最小限で一部メッキパーツ等が増える。サイドとリアには専用エンブレム。


2011年12月のマイナーチェンジ後のフロントマスク。

乗り比べがしにくい中古車購入時こそ、辛口の評価と比較をぜひ!
同価格帯他車との相対評価を5段階比較で!

自動車クルマの評価評論・比較レビューの間違いいっぱいの自動車選び。単純明快な5段階評価を続けています。
「エンジン質感」「駆動系質感」「足回り質感」「内装質感」「外装質感」「快適性」「コストパフォーマンス」

感じた点をハッキリ、長所短所を明確に!

ホンネを書けない?自動車評論家さま、閲覧者さま減少が怖いウェブ制作者。私達はアクセスして頂くために率直な印象表現を心がけます。
比較のポイントをpickup&評価。”言いたい放題こそ信用出来る”をモットーに。

総合サイトマップ 間違いいっぱいの自動車選び 当サイト記事の転載を禁じます。
中古車購入時にも役立つレポートを送り続けて16年。そして最新記事が最良です。