プリウス・自動車試乗レポートP2/内外装と3代目比較

自動車購入の試乗比較、中古車選びにも・メーカー別評価「トヨタ」
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乗り心地や燃費、エンジン質感評価・間違いいっぱいの自動車選び
 

(2011年記事 トヨタ プリウス
著:ヒラリー)

トヨタ
  • グレード:“Sツーリング”
  • 型式:NHW20
  • 車両価格:250万円
  • デビュー年:2003年9月〜

トヨタ・2代目プリウス・試乗インプレッション「1」

一気に魅力アップした2代目プリウス。複雑なハイブリッドシステムによる燃費の良さが特徴のミドルクラス乗用車(トヨタはセダンとアナウンス)。前ページからの続きです。

当ページは2ページ目です。「内外装と3代目プリウスとの比較」などを掲載中。


  1. 分割page - プリウス試乗「1-1」・イニシャル+ランニングコスト
  2. このpage - プリウス試乗「1-2」・内外装と3代目比較

この記事は3代目プリウスがデビューした後の記事なので、その辺りのモデル比較も踏まえ書いていきます。
大ヒット3代目プリウスについてはこちら!プリウス(30系後期)試乗と辛口評価

プリウスの内外装について

トヨタ

初代プリウスからみればエクステリアデザインが大幅に変わった2代目プリウス。初代とは全く別のクルマ。といっても今回も未来的になりきれていない大人しいデザインで、またデザインが欠点ですが、もちろん初代よりは全然いい。これは多くの方がそう感じると思う。
特にリア周りはシャッキリとして時代にあったデザインに。逆にノッペリしたフロント、マイルドなキャラクターラインのサイド、この辺りを見ると非常に残念。

2代目プリウスの内装、初代プリウスと比較すればここも一気に進化。内装デザイン的には変わったデザイン(へなちょこデザイン)のため、パッと見ではそんなに良く感じないが、触って叩いてチェックすると、パカパカではなくなっている

センター部のディスプレイを見ると、充電-放電の様子がモニターに映し出されています。エンジンとモーターの状況をモニタリングしながら走る楽しみ。クルマ好きなら、この様子を見ているだけで楽しいかも。しばらくの間、新しい発見が続くので、面白い。

リアシートが広くなった

ボディが多少大きくなった分、室内も広くなってます。男性にとっては相変わらず狭いことには違いないですが、座れないことはない。女性だったらリアシートに座っても大丈夫なくらいの広さはキープされてます。
しかしシートが固く、さらに15分も座っていると体が沈んでより固くなる・・・。これならフィットのリアシートの方がマシかもしれない。結局のところ、そんな程度のリアシートです。
(標準グレード含め初代よりサスが固くなったため気になる)

3代目プリウスと比較して

※この試乗記は3代目プリウスがデビューしてから書いています。

なんだかんだいって一番大きく変わったのは、内外装デザインの大幅レベルアップ。外観も内装も誰が見ても普通にいいなと言えるデザインに進化。そしてサイズも拡大。ただし内装に関しては質感は一歩レベルダウンか。2代目に分があると感じる人も多い様子。

クルマとしての内容的には、3代目はエンジンが1800ccに排気量アップ。(実質排気量は1500cc弱)。加速力も強くなっています。また同時にバッテリーの持ちも良くなっており、動力関係で比較すれば新型の圧勝。

乗り心地については多少はよくなっているが、このへんは正常進化の範囲内。気にしない人ならどっちも大差ないという評価となりそう。

装備面では、ディスチャージヘッドライトが付くグレードが3代目ではLEDヘッドライトになり、聞こえはいいがこのLED、どうも暗い印象がある。その他、横滑り防止装置が標準となる面では3代目が有利。

リアシートの居住性、これは3代目の方が広くなっています。座ればすぐわかるくらい。

2代目プリウスの大きな利点

2代目の方が優れている点。それはフロント、センターコンソールの形状。

  • 若干でも小さなボディサイズ + がんばれば左右ウォークスルーできる形状のフロントシート。もし狭い駐車場で、助手席から乗り降りしなければならない方には、非常に大きなアドバンテージとなるはず。
  • 包まれ感では一歩劣るも、開放感という面では一歩上手。

トータルコストが安いのはどっち?

※この記事は3代目がデビューした後のものです。

3代目プリウスは基本的に値引きが少なく、納期は長め。そしてハイブリッド車ということで割高。
となると気になるのは中古のプリウス。しっかりと値落ちしている2代目プリウスは中古でお得。3年落ち100万円なら納得でしょう。

ということで簡単に比較をしてみると、新型プリウスの新車は値引きがないといっても、取得税免除があり、220万円。
対して中古の2代目プリウスだと総額120万円。差額はキレイに100万円。中古車なら100万円安く買える
わけです。

しかし、単純に車両価格を比較すると、3年間限定なら支払う金額はトントン。新車なら現行モデルである限り、多分100万円くらいは下取りが残るはず。

事故をすると大損なのが新車。でも普通に買って普通に乗る分には損はしません。好きなボディカラーも選べます。

中古車ならその反対。全損になっても被害金額は最小限。ただボディカラーによって相場は大きく変わります。
そして中古車は、もう一度買い取って貰うのは厳しく、美味しいところは終わっており、年々整備に関する費用が増えます。しかし運次第で当たりのクルマに出会うことも。うまくいけば安く買って長く乗ることが可能です。

結局2代目?3代目?

ここまで見てくると、かかる費用はどっちもどっち。リスクもどっちもどっち。それならご予算とデザインで好みの方を選べばいい、そんな感じです。

プリウスの場合、新旧で排気量が異なります。また2代目はフロント左右が何とかウォークスルーできる形状になっています。燃費は雑誌のテストによれば平均して1〜2キロの差となっており、実はあまり変わりません。

評価総合

ガソリンエンジン+電気モーターというハイブリッド動力が手軽に購入出来るようになった初代プリウス。そんな初代プリウスから見れば内外装の完成度は驚くほど上がったし、システム的にも全然、一般的に運転できるように進化した。質感という面でも静粛性が向上し、何より実用燃費も向上

反面、まだまだ過渡期と思わせる部分が多々ある。例えば乗り心地だったり、ドライビングフィールだったり。こうした自動車本来の本質的な部分はまだまだ。

だから燃費スペシャルとしてみれば全然合格。移動の手段として考えれば軽自動車よりはよほど優秀。それでいて走行距離の多い方ならエコノミーという恩恵を得られる。

購入動機としては、何も経済的なメリットだけでは無いと思う。「ハイブリッドは知的」なんてイメージが先行しているから、周りからの視線も気持ち良いモノ。また自動車好きな方だったら、新しいモノに触れてみたい、所有してみたいという興味も大きいでしょう。

とにかく、初代プリウスよりも大きく進化し、普通に運転出来るまでにはなった。そして3代目プリウスが相変わらずの乗り心地とドライビングフィールで残念極まりない。そしたら、2代目プリウスって実は捨てがたい選択肢といっても良いんじゃない?

トヨタ プリウス (2代目)

トヨタ

prius (プリウス)

  • テストグレード:“Sツーリング”
  • 新車時価格:250万円

概要

  • 排気量:1500cc+モーター
  • エンジン型式:1NZ-FXE

その他概要

  • 型式:NHW20
  • ボディサイズ:4445/1725/1490mm
  • 車重:1280kg
  • 発売時期:2003年9月〜2009年5月
  • 新車時価格帯:215-334万円

プリウスのモデル別の違いや比較
その他の概要はリンク先で掲載中。

当記事は「ヒラリー」が
お届けさせて頂きます。
ヒラリー男爵

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インフォメーション・モニタリング


ラゲッジスペースはトノカバー付き。


リアアンダートレイ。


3代目プリウス後期モデル。

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試乗比較しにくい中古車購入の時こそ、中古車購入時にも役に立つレポートを送り続けて16年。これからもドライな試乗レポートでお楽しみ下さい。