プリウス自動車比較・試乗レポートP1

自動車購入の試乗比較、中古車選びにも・メーカー別評価「トヨタ」
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乗り心地や燃費、エンジン質感評価・間違いいっぱいの自動車選び
 

(2011年記事 トヨタ プリウス
著:ヒラリー)

トヨタ・2代目プリウス・試乗インプレッション「1」

一気に魅力アップした2代目プリウス。複雑なハイブリッドシステムによる燃費の良さが特徴のミドルクラス乗用車(トヨタはセダンとアナウンス)。
プリウスは人気車だから誰か近い人が所有している可能性高し。筆者もそう。だからお借りしちゃえばわかりやすい。ディーラーでのテストコース試乗よりいいんじゃない?


  1. このpage - プリウス試乗「1-1」・イニシャル+ランニングコスト
  2. 分割page - プリウス試乗「1-2」・内外装と3代目比較

この記事は3代目プリウスがデビューした後の記事なので、その辺りのモデル比較も踏まえ書いていきます。
大ヒット3代目プリウスについてはこちら!プリウス(30系後期)試乗と辛口評価

トヨタ
  • グレード:“Sツーリング”
  • 型式:NHW20
  • 車両価格:250万円
  • デビュー年:2003年9月〜

プリウスってお得なの?

トヨタ自動車として特徴の前に、プリウスにとって重要な、燃費が良いとどれだけお得かという点を考えてみます。

他のクルマと比較すると、プリウスは燃費がいい。リッター20キロ〜25キロくらいの燃費性能を持つらしい。

以下、プリウスの燃費の「20km/L」、ガソリン1リッター「120円」としてシミュレーション・・・

  • 5万km走行するとガソリン代は30万円。
  • 10万km走行するとガソリン代は60万円。

これが1リッターあたり「10km」走るのクルマの場合だと。

  • 5万km走行するとガソリン代は60万円。
  • 10万km走行するとガソリン代は120万円。

ガソリン代が1リッター「150円」の場合だと。。。

  • 20km/Lのプリウスで10万キロ走ると ・・・ 75万円。
  • 10km/Lの自動車で10万キロ走ると ・・・ 150万円

上記、非常におおざっぱですが、プリウスを買うとどれくらい燃料代が安くなるか単純に計算してみました。実際にプリウスを購入される場合はもっと計算してみた方がいいです。プリウスの優位性はガソリン価格に左右されるわけですが、5万km走ると30万円〜35万円、10万km走ると60万円〜75万円安くなります。

イニシャル+ランニングコスト

プリウスを買って得をするかどうかは、車両代と燃料代の合計で決まります。クルマとしての内容的には、コンパクトカーに毛が生えたレベル。だからそのクラスと比較して、「ローンを払うかガソリン代を払うか」の違いになります。

プリウスを買って10万キロ走るとすると、60万円安いくるまと比べれば計算上トントン。プリウスには制御起動用バッテリー(走行用バッテリーとは別、12Vのものだが室内用なので高い)があるので、実質的には55万円安いくるまとトントンといったとこでしょうか。
(金利は割愛。ガソリン価格により試算は変動)。

そして車両価格ですが、Sツーリングというグレードは250万円。値引き無し。プリウス以外のクルマだと値引きがあります。プリウスだからってそんなに特をしないわけです。得をするのは、地方の方で通勤利用など、片道40キロ、50キロと走行される方。それならば、プリウスを買って20万キロも走れば金額的には十分特をする計算です。

10万キロ走って、180〜200万円のクルマとイーブン。ローンで買えばローン返済金が高いかガソリン代が高いかになります。

得をするためにプリウスを選ぶのは走行距離がとても多い方。
現状では最先端の仕組みを味わいたい人が乗る、クルマ好きのためのクルマなんです。

加速など動力性能

プリウスの基本は実用車。走ってナンボの実用車。これを前提に評価すると、普通に速い。旧モデルのように「モーターって何?」そんなハイブリッドじゃありません。
0-100キロ加速が10秒〜11秒ということで、これは標準的な2000cc+4ATのセダンより速いか同等のタイム

プリウスのエンジンは1500ccですが、アトキンソンサイクル(実排気量は2割減、熱効率はディーゼル並み)というエンジンなので、実質1200ccのパワーしかないのに関わらず、モーターのチカラでグイッと加速します。

冷静になってパワー感を思い出すと、速いと言ったらウソになります。普通に不足無い加速、この辺りが妥当な評価でしょう。ちなみにエンジン音は”がさつ”です。

通勤に使うような道をちょっとハイペースで走ってみました。100キロを越えても加速します。ただここで問題が発生。登り坂も少なく、決してずっと全開ではないクネクネ道で、5キロも走るとバッテリーはだいぶ無くなります。そして、電池の減りは思ったより早いことを知らされ、電池残量を気にしてペースを考えなくてはならない事を思い知ります

例えば地方の都市部、まっすぐな幹線道路がずっと続くような道の場合、調子に乗って追い越し車線をガンガン走るわけにはいかないかなと。時間早めのハイペース通勤時間帯、このペースに合わせて走れる、これでよしと思わなければなりません。だって、燃費は20キロを越えるわけですから。

試乗:よくなったブレーキフィール

初代プリウスのマイナーチェンジ前でよくいわれた「かっくんブレーキ」、つまりちょっと減速しようと思ってもグッと効いてしまうブレーキですが、この辺りは流石に良くなっています。

ブレーキのリリースは相変わらず、停止直前のブレーキ制御が難しく、「かっくん」ときます。思い通りにコントロールできるブレーキではないので、クルマ好きな方からはまだまだ文句がでそうですが、これで文句を言うのは贅沢って言うもの。以前より神経使う量が減りました。一つだけ文句を言わせて頂ければ、さらなる改善を期待します。

試乗:足回りの印象

買って1年ほどのプリウスを高速を除くいろいろな場面で試乗させて頂きました。プリウスの中でもこの「Sツーリングセレクション」というグレードの足回りは固いです。シートも固いので、全体としてとにかく固い。固いダウンサスと固くて渋いショックに交換した固さに近いくらい。そして標準グレードでも固めです。

このセッティングだと、同乗者のみならず運転手にも辛いはずですが、いつも元気よく走る場合はまた印象が変わってくるかもしれません。
通勤用のクルマとして、地方ではクネクネの道をひたすらハイペースで走るわけで、そんな時にはシャキッとしていて好ましい可能性も。特に寝坊した日なんかは思い切ってハンドルを切って飛ばしていけます。
反面、雨の日はロールした方が走りやすいので注意が必要。横滑り防止装置がない場合は神経使って走って下さい。

試乗:乗り心地の質について

通勤用のクルマだから、イニシャルコストもランニングコストも安くて、ある程度いいペースで走れるクルマが最高のハズ。だから質どうこうという評価は割愛します。

その代わり、トヨタの採用するカヤバ製ショックアブソーバーは寿命の長さがウリ。プリウスのようにたくさん走行距離を乗らなければ割高な車両価格をペイできないクルマの場合は、大きな長所になります。

燃費が良くなるマフラー?取り付けてみました

トヨタのディーラーで販売されるスポーツマフラー。ブランドは、一昔前は有名だったガナドールというメーカー。燃費が良くなるという触れ込みでディーラーで積極的に取り扱いしていた。取り付けまでしてくれる。

騙されたと重って 実際に取り付けてみました。燃費は気持ちアップしたような、ブラシーボ効果の範囲内のような。私レベルですと効果はよくわかりません。

マフラーから聞こえる音量は、とてもプリウスとは思えないほどうるさい。予想通りというか当たり前というか、ここが最も変化があった。大きいタイコを持っているけど排気温度は暖かい。そりゃ何かしら変化がなければユーザーも納得しません。
プリウスのエンジンは、停まったり掛かったりだから非常に気になる。
ブォォン!ストン!ブォォン!ストン!以下繰り返し。

トヨタ プリウス (2代目)

トヨタ

prius (プリウス)

  • 試乗グレード:“Sツーリング”
  • 排気量:1500cc+モーター
  • 新車時価格:250万円

概要

  • 型式:NHW20
  • ボディサイズ:4445/1725/1490mm
  • 車重:1280kg
  • 発売時期:2003年9月〜2009年5月
  • 新車時価格帯:215-334万円

プリウスのモデル別の違いや比較
その他の概要はリンク先で掲載中。

当記事は「ヒラリー」が
お届けさせて頂きます。
ヒラリー男爵

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エンジン質感 5段階評価
足回りの質感 5段階評価
内装の質感 5段階評価
外装の質感 5段階評価
快適性 5段階評価
先進性 5段階評価
お買い得度 5段階評価


インフォメーション・モニタリング


ステアリングスイッチ


パーキングスイッチ。停止したらシフトノブを「P」に移動するのではなく、パーキングスイッチを押す。


トヨタのディーラーで販売されるスポーツマフラー。一昔前は有名だったガナドールというメーカー。燃費が良くなるという触れ込みで取り付けまでしてくれる。
実際に取り付けてみました。


フロアは空気抵抗軽減の為にできるだけフラットにされている。

辛口試乗レポートと合わせ、独断と偏見による5段階評価。同価格帯の車との相対的評価を掲載。

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試乗比較しにくい中古車購入の時こそ、中古車購入時にも役に立つレポートを送り続けて16年。これからもドライな試乗レポートでお楽しみ下さい。