アルテッツァ「P2」ドライビングフィールや参考データ

自動車購入の試乗比較、中古車選びにも・メーカー別評価「トヨタ」
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乗り心地や燃費、エンジン質感評価・間違いいっぱいの自動車選び
 

(2003年記事・2012年大幅改修 
トヨタ アルテッツァ 著:ヒラリー)

トヨタ・アルテッツァ・試乗インプレ「2」

アルテッツァ試乗レポート、前期RS200Zエディション&後期RS200リミテッド2
前期型と後期型の試乗感想がミックス&多数の追記。 まとまりが無くなっている点、申し訳ございません。
当ページは2ページ目です。このページには「ドライビングフィールや加速などの参考データ」などを記載してます。

アルテッツァ内装アルテッツァセンターコンソール
トヨタ
  • グレード:“RS200 Z-ED”
  • 型式:SXE10
  • 車両価格:約250万円
  • デビュー年:平成11年〜

※内容は辛口評価です。試乗して購入の際のチェックポイントとしてお役に立てれば幸いです。

  1. 分割page - アルテッツァ試乗「1-1」・試乗詳細レポート
  2. このpage - アルテッツァ試乗「1-2」・スポーティドライブでの印象や参考データ
  3. 分割page - アルテッツァ試乗「1-3」・サーキット走行やアフターパーツのインプレ

運転した感じは??

アルテッツァメーター(夜)白LEDアルテッツァって、ちまたの評価は最悪。まさにトヨタの汚点的クルマみったいになってる!デビュー前は評論家にめちゃ期待されて、デビュー後はこけ落とされて。
でも実は!トヨタはきちんと手を入れて、後期モデルはとってもいい感じ

まず感じるのは直進安定性かなりいい。サスペンションもスムーズじゃないけど、ボディ剛性感が感じられ、このクラスのクルマとしてはそれなりに質感高い。
いや、ドタバタしてもノイズが小さめで、渋い足回りが気になりにくいといった方が的確かな。

ハンドリングといえばスッとノーズが向きを変えてくれる上に、非常に安定。時速120qくらいまでだと、スリリングなおもしろみはないが、だからといって文句の付けようがなかい。前期モデルに試乗した際は、良くできたFFと大差ないのが微妙なところと感じた。後期になって、極上のステアフィールに。回す感触だって気持ち良いし、クルマの感触が伝わってくるこの喜び。

問題は加速力。スポーティ走行といえばターボ車が当たり前の時代に2000ccのNAエンジン、しかも高回転仕様では、ちょっと厳しいものがある。確かにステアフィールはいいけど、低速域では挙動乱すのも大変だし、パワーでお尻振るのも大変そう。ようするに、ちょっと遅い。カタログが馬力があてにならないことに加え、アルテッツァは若干、重いんです。(カタログ上の車重は1350キロ)

もちろんFR車だし、ハンドル切った状態でアクセル踏みながらクラッチを派手に蹴り飛ばせばキュルキュルキュルって音は出ますよ。スピンだってする。さらにFFでリアが出るときの唐突さがないのはFRの利点。
またパワーがないといっても、クルマの感触はドライバーに伝えてくれる。タイヤが滑りそうな時、その時に感じる、腰の辺りのムズムズ感はしっかり。最初にムズムズきて、そのあとコクコクと伝わってきて、これがやっぱりスポーティカー。アルテッツァはおもちゃとしてなかなかいい素質を持っているのを感じられます。。

17年式RS200、後期モデル

グリル(後期)アルテッツァが後期モデルになるころには、周りからスポーティ指向のクルマが激減。居住性や経済性を重視したクルマが大多数となる。そんな中でアルテッツァはよりスポーツ色を強める。そんなこともあり、後期モデルに試乗した際には、相対的に評価が上がっている。

サスペンションの傾向としては、段差ではドタバタするし、それでいてコーナーで入力が大きければロールは大きい。つまり良くない足だが、不快感MAXというわけでもないのが救いどころ。
コーナーでは安定感高く思い通りに走れないときの修正や、S字カーブでの切り返しも不安感なく行える。フロントが軽い感覚でまるでクーペのよう。(パワーアップして急速レーンチェンジなどとなるとハナシは別。誤解無きよう)

ハンドルというかステアリング、こちら路面からのインフォメーションはかなり感じられる味付け。中心付近も操舵がきくうえに軽く、操舵などフロントに負荷が掛かると重くなる。そして多少なりともクイックな味付けだがフラフラはしにくい。
フィーリングとしては全体的に軽めだが、軽くなったり重くなったりクルマと対話ができる。LSDが効いたときにはじき飛ばされる感覚がないのもこの扱いやすいステアリングのおかげかもしれません。

BMWと比較しちゃう?

2004年10月〜発売されている初代BMW1シリーズ。116iの車両価格は約300万円だから、アルテッツァRS200とそんなに大きな差は無い。

2005年式で走行30000kmのアルテッツァと、2010年式で走行2万kmの1シリーズをちょっと比較。

詳細は準備中。
とりあえずレポートはこちら。BMW1シリーズ(初代E87)試乗評価 中古車でも安いです。

FF(前輪駆動)との違いは?

アルテッツァはFR(後輪駆動)。FF(前輪駆動)と比較すれば、とにかく素直なハンドリングがFRの特徴。現状ではFRのメリットはけっこう多く、アルテッツァはその良さがわかりやすい。マーク2・クレスタ・チェイサーやクラウンでFRの良さがわかりにくかった方でも、きっと良さがわかります。体感できる部分はこんなところ。

  • 加速中にやたら直進性が高まるのがFF。
  • トルクステアによる緊張感が強いのがFF。
  • ステアフィール戻し方向は押さえつける感じになるのがFF。
  • リアが出るとけっこう急な場合も多いのがFF。
  • 低速コーナーでフロントの軽さを感じる自然なハンドリングがFR。
  • ダイレクトなミッション、精密な感じが心地良いMT操作がFR。
  • 走りたいところを走れる、コーナー中盤からの自由あるのがFR。
  • ブレーキングでリアが伸び上がりにくいのがFR。
  • リア周辺のフロアがブルブルしにくいのがFR。

普通の乗用車から見ればアルテッツァはやはりスポーツセダン。こういった特徴そして軽く感じるフロント。特にマイナーチェンジ後のモデルは初期のモデルより良くなっています。
もちろん、FR車も長所ばかりでなくて、パッケージングや重量面では不利といわれます。

日常ドライブの快適性にも配慮

リアにもせっかくドアが付いているんだからゲストをお招きしたい。そもそもアルテッツァって、アメリカではレクサスブランドで販売されていたじゃないですか。だから日常のおでかけでもフォーマルな時でもマルチに活躍してくれないとこまります。

ということで購入してわかったアルテッツァの快適機能。まず、リアにカップホルダーが2個ついています。コンパクトカーなんてセンターコンソールに1個なんてこともあるから、これは褒めなければいけません。次に左右シート間距離。カップルディスタンスというやつですが、最低限は離れています。

灰皿シートベルト

タバコをゆっくり吸える場所がない。良く聞くハナシです。自宅で吸えないなんて事も普通にありますから。アルテッツァには灰皿がついてます。セダンの必需品ですね。禁煙じゃお友達が乗ってくれなくなっちゃいますから、奥様には別のクルマを買ってあげて、アルテッツァは占有しちゃいましょう。

それからシートベルト。使っていない時にカチャカチャ音がでにくい作りになっています。

参考加速タイム

同乗者による手元のストップウォッチでアルテッツァの中間加速力を計測しました。

計測した条件と結果

計測条件は大人の男性2人乗車。ガソリン残量はメーター半分よりちょっと下。風はほぼなし。タイヤ空気圧フロント2.2キロ、リヤ2.0キロ。道路は直線。
ミッションはTRDのクロスミッションに変更。6速は日産シルビアのギヤを流用。クラッチとフライホイールはトムスブランド。
ただし今回は1速または2速でシフトポジションホールドでの走行記録。タイヤは「ダンロップ・SPスポーツ」。

  • メーター読み時速10kmから60kmまでの加速タイム ・・・ 4.10秒
  • メーター読み時速30kmから80kmまでの加速タイム ・・・ 6.35秒
  • メーター読み時速47kmから97kmまでの加速タイム ・・・ 4.90秒

標準装備のデジタルスピードメーターを見ながら計測しました。
計測タイムの正確性はさておき、パワーバンドである5500回転以上を活用出来る場合が最も加速してくれる。2速レッドゾーンちょっと入って時速97キロ。

※追記:計測した時は点火プラグが減っていた可能性が発覚しました。後日再計測できたら掲載します。

巡航時のエンジン回転

  • 時速80キロの時 ・・・ 現在テスト中
  • 時速100キロの時 ・・・ 2900回転

100km巡航時のエンジン回転数は、3000回転を少し下回る。これはS15シルビアの6速ギヤに変更した場合。ノーマルの時はもう少し高めだった。
時速100km時のエンジン回転数は、2000cc〜3000ccクラスの5速スポーティモデルで2500回転〜2800回転くらいのクルマが多かった気がする。ギヤ比って何を基準に決定しているのか、たまに疑問に思うことがある。

複数のタイヤをチェック

アルテッツァタイヤ03タイヤを替えればクルマの印象が変わる。そりゃ高級感とかがいきなり変わる訳じゃないですが、ステアリングフィールなどは”ホントに同じクルマ??”っていうほど変化がある場合も。

だからそう、運転の楽しさという分野は大きく変わります。アルテッツァでは格安輸入タイヤなども長期使用をしながら使用レポートを公開中です。

タイヤの使用感、評価は下記ページにまとめています

実は隠れたオススメアルテッツァ

6気筒モデルのアルテッツァ、エンジンは1G-GE。こちらも古いエンジンだけれど、乗るとめちゃくちゃいいです。スムーズで質感高く、高回転域ではレスポンスもいいです。低回転でのトルクもありパワーの盛り上がり方もいい。

だけれども、絶対的にはちょっと遅いかな。1回エンジンを掛けたら1回はアクセル全開にするという方だと、加速力に不満がでるかもしれない。
遅いのが逆に練習になるのが山道。直線はどんどん全開。ブレーキングポイントを見定める練習なんかに最適。自身の力量より速いクルマでは無難無難にしか走れません。

こっちの直6モデルでは、後期型からMTがでました。ギヤ比の関係上、高回転の感触をより楽しめるのはMTでしょう。ただしATでもMTでも、できの悪いCVTよりは100倍マシ。どちらにしても加速力さえ気にならなければ、非常にいいと思います。6気筒エンジンの割に価格もお手頃で、加速力より質感重視、という方には非常にオススメです。

中古で探すのは難しいけど、買うならば6気筒のMTモデルがオススメ。ちょっと加速遅いのを気にせず、価格以上の高級感で乗ってください。やはり車の受ける印象はエンジンで変わります。こちらは割安で、直6エンジンをお得に味わうことが可能。コンパクトセダンがますます不人気なっていくと思われる時代的背景を考えると、中古車のアルテッツァは割安でいい選択肢だと思います。

追記:6気筒プラス6MTのアルテッツァ、探すとけっこうあります。価格も若干割高な程度です。余裕があればエンジン1JZ換装した中古車なんかさらに良いですね〜。ページ上部にカーセンサーのリンクがあります。

アルテッツァシート表皮張り替え済みなレカロSR-3。車内で存在感あり、座っても良し。最近のモデルよりホールド性が重視されている。

内外装と前期後期について

グリル(後期)アルテッツァの内装、質感は販売当時(1998年)2000ccクラスの標準レベルか、ドア周り含めはちょっと劣るくらい。しかし特徴的な部分はいっぱい。奥行きの短いインパネにおったったフロントガラスは車両の見切りや距離感がとりやすく、また縦長な印象のメーターフードは狭い場所にメーターがキュッと集まり機能的。そしてドア内張上部は雨に濡れてもシミにならない布製。ナビの収納部分はいい場所で蓋付きだが酷い段差で一体感なし。

これら機能的には高レベルですが、デザイン的な評価となれば低レベルなもの。つまり、機能的だけどデザイン性は2の次、そんな印象。
(これら、兄弟車のプログレだと比較的自然にまとまっています)

前期後期の装備差は?

次にアルテッツァの装備関係、前期後期の差ですが、基本的に前記モデルのアルテッツァの方が装備充実。当時の高級車に近い装備が付いていたりします。
後期では新車時の販売価格が下がった分、装備関係は簡略化されています。ただディスチャージヘッドライトは付きます。外観上の差はグリルのデザインが海外レクサスモデルと共通になり、鉄ホイールのグレードがあったりします。

後期モデルの機能的な相違点、ブレーキがGセンサー付きのスポーツABSになり、リア周りのボディ剛性が強化されたとの事です。

それから6気筒モデル(AS200)にマニュアル仕様がデビュー。これは嬉しい。中古車で探すとなるとタマ数少な目ながら、乗ればとてもいいクルマです。

トヨタ アルテッツァ

トヨタ

試乗1・SXE10前期 altezza

  • 試乗グレード:“RS200 Z-ED”
  • 年式:前期
  • ミッション:6MT
  • 新車時価格:約250万円

試乗2・SXE10後期 altezza

  • 試乗グレード:“RS200 LTD2”
  • 年式:17年(2005y)後期
  • ミッション:6MT
  • 新車時価格:約230万円

当記事は「ヒラリー男爵」がお届けします
ヒラリー男爵

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適合バッテリー

アルテッツァ4気筒モデル

SXE10 - 3S 2000cc 2001年〜
42B19L
60B24L (純正ナビ付き)


アルテッツァ6気筒モデル

GXE10 - 1G 2000cc 2001年〜
42B19L
60B24L (純正ナビ付き)

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グリル(後期)
最終型アルテッツァは海外でのレクサスISと共通になったグリルデザイン。
ドライバーが運転中に見える訳じゃないから、何でも良いというのが本音。


灰皿
灰皿が標準。やはりセダンはこうでなくっちゃ!

シートベルト
シートベルアンカーの未使用時はこんな感じ。走行中にカタカタ言わないように工夫されている(浮いている)。引っ張るのも戻すのもラク。


リアシートにもカップホルダーが装備。

アルテッツァタイヤ
純正アルミ、Zエディションからの流用。問題なし。

アルテッツァタイヤ
ダンロップSP SPORT MAXX TT。別ページにて使用レポート掲載中。

アルテッツァタイヤ
注目のピンクリボン付きタイヤ。超低価格な輸入タイヤです。試しに使用しています。



グッドイヤーLS-EXE。価格が魅力のドレスアップ系だった先代から内容もお値段もレベルアップ。


トランクはボディサイズのわり幅に余裕ある。セダンならでは。ゴルフバッグの横積みなんて超余裕。


乗り比べがしにくい中古車購入時こそ、辛口の評価と比較をぜひ!
同価格帯他車との相対評価を5段階比較で!

自動車クルマの評価評論・比較レビューの間違いいっぱいの自動車選び。単純明快な5段階評価を続けています。
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