「アルト」試乗評価P3・内装と評価総合

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乗り心地や燃費、エンジン質感評価・間違いいっぱいの自動車選び
 

(2016年記事 スズキ ハスラー
著:桃花&ヒラリー男爵)

アルト試乗インプレ「3」

間違いいっぱいの自動車選び。試乗車はスズキ・アルト。型式HA36S。2015年式でグレードは“L”、ミッションはCVT。多くの話題を持って登場した地味だけど地味じゃない1台。

当ページは3ページ目です。「内装をミライースと比較、評価総合」などを掲載中。

アルト・インパネ1アルト・インパネ2
スズキ
  • グレード:“L (CVT)”
  • 型式:HA36S
  • 車両価格:89万円
  • デビュー年:2014年12月

※内容は辛口評価です。ディーラーで試乗の際にぜひともチェックしたいポイントなどを掲載中です。

  1. このpage - アルト「1-1」・概要とエンジン・ミッション、試乗時燃費
  2. 分割page - アルト「1-2」・運転感覚と乗り心地
  3. 分割page - アルト「1-3」・内装をミライースと比較その他

ページ内の一部画像はクリックで拡大します(ページ右の横長画像など)。

内装:フロントシート周辺

アルト・内装

移動の手段なら内装なんてなくてもいいでしょ。そう訴えかけてくるようなアルトの内装。パネルは配線や金属が隠す機能パーツなんだからねw

割り切りか狙いか?インパネ周辺の質感

インパネ中央で輝くCDプレーヤー(標準装備)が異様に立派に見えるインパネ。これ以下はないでしょってくらい最低レベルの質感。

内装は車両価格や車格がダイレクトな部分。誰が見てもわかりやすい。これは素材感でレトロ感を狙っちゃったか?センタークラスター下部なんて20年前の軽自動車みたい。

 

スピードメーター夜間照明

見栄えに関しては自分のクルマでなければ別にいいんだけど、メーター内の照明は無駄に眩しい。中央でアクセルワークに合わせて光る照明は照度調整に連動せず、夜間は邪魔者以外の何物でもない。筆者のみならず、普段テレビの輝度を最大にして見るユーザーでも眩しいと言っていた。

購入を考えていらっしゃるなら、外が暗くなってからのチェックをぜひ!

内装をミライースと比較すると?

ミライース1ミライース2ミライース3

写真はアルトより2年ほど古いミライース。およそ85万円の主力グレード。

ミライースは現代の軽自動車っぽい造形。縦方向のボリューム感あって奥行き感も強い。アルトと比較すれば相当立派に見える。インパネだけでなくシートやドアトリムなどもね(小さく画質の悪い写真でごめんなさい)。

どうせ安っぽいなら極端にプレーンなアルトに魅力を感じる部分もある。他からの見栄が気になったら「これは会社のクルマなんだ」と思えばいい。一方でミライースはかなりプライベート感覚。おばちゃんらしさがプンプンだ。

アルトが20年前の軽自動車なら、ミライースは20年前のカローラw 冗談だけどそんなに外してないと思う。どっちが若々しいかと言われればアルト。どっちが立派かって言われれば迷うこと無くミライース。
ミライースは最もベーシックな75万円のグレードでもそう変わらない質感というのは凄い。

ついでにリアシート座面

リアシート(アルト)リアシート(ミライース)

左の画像がアルト、右の画像がミライース。めちゃくちゃ商用車的なアルトに対して、乗用車的気配りを感じるミライース。写真にはないがドアトリム(内張り)のデザインなんかもそう。
アルトが60万円、ミライースが100万円と言っても誰も驚かないよね。見た感じからして、ミライースのほうが乗り心地が良さそうにも見える。ダイハツ/トヨタの上手い部分かなw

しかし!見た目とは裏腹に、乗ると評価は真逆。アルトのリアシートのほうが乗り心地よし。

参考:ミライース試乗レポート

内装:リアシートとラゲッジ

リアシートリアシートスペース

これは商用モデルかと感じてしまうアルトのリアシート。ヘッドレストなければリアウインドウ近いし、当然カーテンエアバッグもない。視覚的にもドアが極端に薄く感じられることから、安っぽいだけでなく安全上の不安は強い。無理しちゃうようなドライバーに同乗するのは、他車以上にコワイ。
フロントシートバックが大きく、視覚的に圧迫感強いのもきっつい。

実際のところ、キャラクター的にアルトのリアシートは非常用かもしれない。どっちかっていうと、リアドアがあれば荷物の出し入れがラクといった感じかな。ファミリーカーじゃないよね。

乗り心地に関しては前ページに記載したとおり、そんなに悪くない。スペース的にも前後方向に十分、横方向も中寄りに座れば問題なし。見た目よりは全然快適

ミライースのリアシート

ミライースのリアシートスペースライバルであるミライースのリアシート広さは?
身長172センチの筆者が運転席ポジションを取った状態で、そのままリアシートに座ると、膝前にコブシ1.5個、頭上にコブシ1.5個
またこの状態で182センチの男性がリアシートに座ると、膝前コブシ1個、頭上は0.2個。

わかりやすい前後方向のスペースは、アルトの方が広いです。

利便性に関する部分

ドリンクホルダー乗り降り

カップホルダーは中央に2個。ドアトリムにはなかった。サイドシルからのステップ部分(ドアを開けた時の敷居)は段差あり。ハイトタイプの軽自動車とは異なる。

ラゲッジスペース

ラゲッジスペース1ラゲッジスペース2

ハンドバックやスーパーのお買い物がグラグラしなくていい。そんな感じの広さ。ラゲッジに入らない荷物はリアシート足元に置けばいいね。でもやっぱり、見た目はレトロ。

その他、細かな部分

試乗時に気づいたネタ的な何か。

スイッチ操作感が良かったり悪かったり

ワイパーレバー

画像はワイパーレバー。これを上に上げる時のクリック感が気持ちいい! これは1回だけワイパーを動かす機能で、筆者は良く使う機能。なぜかここだけ高級車レベルw

エアコンスイッチ画像はエアコン操作部。ここの操作性の悪さはお察しの通り。ウリャっと叩くような雑な操作がピッタリで、間違っても丁寧に扱うようにしてはだめw

シフトセレクターの操作性も一緒。アルトだから許せる。

ラゲッジ内張りに一工夫あり

ラゲッジ内張りの裏側防音性能を持つカーペット

ラゲッジ内張りをメクッてみたら、ちょっとした工夫がされていた。デコボコで音を打ち消し静粛性向上が想像できる。メーカーが研究し、コストを割いて採用してるくらいだから、しっかり効果あるんだろう。素人目に見ても、低周波の低いノイズには吸音材より効果あるかもね。

採用されているのはアルトだけじゃないだろうけど、軽く唸らせてくれる部分。

パネル合せ目が目立った

パネル

最初に運転して降りた時、ドアとフェンダーの合せ目が気になった。パッと見てわかるだけのズレというか段差がある。個体差かもしれない。

「作り悪いなぁ」といっても走行性能には関係なし。念のため助手席側と比較してみたら一緒だったのでご安心を。

タイヤ接地面に違和感なし

リアタイヤ

前世代のアルトエコではタイヤ接地面の不自然さが気になった。内側が路面と設置しないような形状で、普通のタイヤじゃないみたい。

今度のアルトは普通です。正確に言えば普通に見えます。

アルト・メーター昼アルト・メーター夜間

アルト総評

ボディ(フロントハーフ)取ってつけたような無骨さと極端に飾り気のないエクステリアは、まさに狙ったような安っぽさ。そしてインテリアだって昭和の軽自動車みたいなパネルを使用。

「車重が軽い」とか「AGS」といった武器に話題性を持たせているのは、やっぱりこの、内外装のデザイン的インパクト。地味なアルトが積極的な魅力を放つ。これはたくさんのユーザーが試乗してみたい1台なんじゃないかな。

そんなアルト、「安っぽく見えるから安いんでしょ」というのは半分間違い。安そうに思えてあんまり安くない。確かにバンモデルなら安価だけど、乗用モデルは装備最低限でもそれなり。こと目で見える部分に関して、コストパフォーマンス的にはミライースの方がよほど上だと考える。

アルトは安く見えるという強いインパクトとは逆に、思ったり走りやすい走行性能を持つ実はマジメなクルマだった。

メーカー側が使うマジメとはウリがない商品でよく使われる言葉。でもアルトは違う。ユーザーがマジメと表現したくなるクルマ。
実際にハンドルに切れば、巡航時の走りやすさとか、ハンドル回す時のステアフィールとか、マニアックな部分に走りやすいという魅力がある。乗り心地だって、わかりやすい高級感ではないけど確実に良い部分がある。

弱点は加速減速に滑らかさを欠く部分。ブレーキの特性はそれこそ昭和の軽自動車と大差ないんじゃないかと思うほど。ギクシャクするほうがクルマらしいって思えば欠点じゃないけどね。

スズキ アルト

スズキ自動車

アルト

  • 試乗グレード:“L”
  • ミッション:CVT
  • 車両型式:HA36S
  • 新車時価格:89万円

当記事は「桃花」と「ヒラリー男爵」がお届けします
桃花ヒラリー男爵

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アルト

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ハッチ内側に付けられている内張りの内側。防音構造になっていた。




内装の見た目的質感と操作的質感は昔の軽自動車と大差なし。




広さは十分。乗り心地も悪くない。




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