インプレッサ(2015年)P4/細部のネタ、評価総合

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乗り心地や燃費、エンジン質感評価・間違いいっぱいの自動車選び
 

(2015年記事 スバル インプレッサ
著:ヒラリー男爵)

スバル
  • グレード:“1.6i”
  • 型式:GP2
  • 車両価格:160万円
  • デビュー年:2011年12月〜

スバル・インプレッサ(2015)試乗「4」

当ページで取り上げているのは、スバル・インプレッサ(GP2)。当記事では2015年式のスポーツ・1600ccをメインに試乗レポートを掲載します。グレードは1.6iがメイン。初期モデルとは異なり、1日試乗しただけで感じるスバルらしさがたっぷり。価格上昇も最小限で独自の魅力を持つクルマです。

当ページは4ページ目です。「触れにくい細部のネタ、評価総合」を掲載中。


  1. 分割page - インプレッサ(2015)「1-1」・個性が強いキャラクター
  2. 分割page - インプレッサ(2015)「1-2」・エンジン&CVTの特性特徴
  3. 分割page - インプレッサ(2015)「1-3」・乗り心地とコーナーリング感覚
  4. このpage - インプレッサ(2015)「1-4」・触れにくい細部のネタ、評価総合
内装内装2

ハッチドアとラゲッジスペース関連

ラゲッジスペース1ラゲッジアンダートレイ

ラゲッジの広さは常識的。タイヤハウスそのままの形状をした内張がスバルらしいかな。気持ち程度にアンダートレイも用意される。

使いやすいハッチドア

ハッチドアの開閉。現在のトコロ、ここは大きな長所といえる。軽く開いて軽く閉まる。開く時のスピードだって遅いワケじゃないし、開閉中の感触も悪くない。また締める時のカチャっという音も、振動がとても制限されている。つまり質感を感じながら開閉が可能。

トヨタのカローラフィールダー、ヴィッツ系になった世代のモデルだけど、あちらはさらに良い。でもこのインプレッサにも合格点を上げたい。やっぱりハッチドアって、開けるのが面倒だったら意味がない。ハッチバックが合理的なんてオオウソになっちゃうよ。

参考:カローラフィールダー試乗レポート

ネタ:評論家の先生は触れないであろう細部

大きな実害があるわけじゃない。気にしなければどうということもない。だけど購入前には知っておきたい細かな部分。

けっこう眩しい”半”光沢?パネル

助手席前の加飾

これは助手席前の加飾パネル。一見、反射防止処理のされたシルバーのように感じるけど、実はかなりキラキラと反射する。

昼間に助手席に座れば、よほど目が強い方を除いて気になってしまうと予想。

運転席前の加飾映り込むドアミラー

これはドアミラーに映り込むシルバーの加飾。

この写真を撮影したのは早朝5時。まだ日差しを感じる時間じゃない。にも関わらず、これだけ反射している。実際にはドアミラーの面積半分くらいが、反射で見にくくなる。

ハンドル奧の目隠しクロス?

ステアリングの奧1ステアリングの奧2

さて、これはなんだろう?答えはハンドルとメーターパネルの間の隙間を隠すクロス(布)。ゴムが使われてる事が多い場所。

スバル車を所有された事があればわかるかもしれないが、最初は左の画像のようだった。奧からクロスを引っ張り出すと、隙間隠しの役割をしてくれる。
でもあんまり、見栄えの良いモノじゃない。運転席に乗り込む時、常に視界に入る場所だよ。

ボンネット開ける時、顔がぶつかる?

エンジンフード先端

ちょっとドキッとしたのがコレ、エンジンフード、平たく言えばボンネット。これを開けた時、この出っ張りが顔に当たりそうになった

無意識というか勝手な常識というか、エンジンフードを開ける時に顔を避けるなんて、気にするモノじゃないと思ってた。

筆者が浅はかでした。少しは気を付けた方が良いみたいです。

 

ダッシュボード固定のボルト?

固定ボルト

上記3つに比較すれば、これはたいしたことじゃない。基本、気にするほどもないよね。

普通はボルトが隠れるように設計されている。
だけどこんなクルマもたまにある。でもなんていうかさ、塗装が不可能なら黒いメッキがされたボルトを使うとか、少しくらい工夫できそうなものだけどね。

比較:トヨタ・オーリス

このインプレッサ・スポーツと同じようなボディ形状、サイズのトヨタ車がオーリス。現在では1200ccターボ付き、1500cc、1800ccというエンジンがラインナップされ、記憶が正しければ一部、3ペダルMTも用意される。

筆者が試乗したオーリスはデビュー当時の1500cc(CVT)と、2015マイナーチェンジ後の1200ccターボ(CVT)の2車。非常に簡単だけど両車の特徴を考えてみる。

オーリス120Tというグレードは、VWゴルフを明確に意識したクルマらしく、後発の優位性を生かしたクルマだろう。ゴルフの欠点を付ける長所と、ちょっとした個性の違いを出してきた。

丁寧に運転しなければギクシャク感がでてしまうゴルフ。一方で日本の道で滑らかに加減速しやすいオーリス。個性の違いといえばよりターボらしい独特の加速感を演出しているのは、オーリスの新エンジンの方

車両価格も近い。ここから予想できる事は、何かしら個性がなきゃダメという事でしょう。


トヨタ今回のインプレッサとオーリスを比較すれば、単純に良いクルマ感が高いのはオーリス。日常でわかりやすい上質感ていうのかな、誰でもわかる。

オーリスが多少の個性を武器にしているとすれば、この2015インプレッサは個性の塊。この2台を比較してからインプレッサをチョイスしたら、足代わりというより相棒に近い、それほどクルマのことを考える時間が増えるだろう。
またお値段、オーリス120Tはちょっと高価。装備内容を気にしなければ、インプレッサのベースグレードは安い。しかし安いから仕方なく選ぶというわけじゃなく、個性が強いからこそ積極的に選べる。そもそも油圧パワステに惹かれれば、このグレードしかない。これは素晴らしい。

一部ショックアブソーバーの質感など、インプレッサが勝っている部分がある。ここは誇りを持っていい部分だと思う。しかし少々マニアック。どちらかと言えば「トヨタ車なんてつまんないよ?」、こんなトコロに誇りをもてるかもねw

参考:トヨタオーリス試乗ポート / 2015年オーリス・グレード120Tのページ

ちょっとアニキ分なレヴォーグ

2014年6月に発売された、スバル・レヴォーグ。インプレッサのアニキ分的存在で旧レガシィクラスのボディサイズを持つワゴンタイプ。

もともとレガシィも高級インプレッサみたいな部分があったと思う。しかしレヴォーグは内装も外装も、見るからにインプレッサのワゴン。

試乗しているのは「1.6GT」。乗り味は1クラス上級車種のようで、実はインプレッサの方が長所が多いのが面白い。なんでインプレッサの方が滑らかなサスペンション??全くメーカーの都合にはクエスチョンばかり。そんなんだから、スポーティに走った時のスバルらしさもインプレッサの勝ち。

静かなエンジンノイズと排気音からくる車内静粛性、最大加速体制に入ったあとの絶対的な加速力といった部分でレヴォーグ優勢だけど、お値段の差もなかなかデカイ。アイサイトが付いて約280万円。

アイサイトは上級グレードに設定

スバルと言えばアイサイト。衝突軽減ブレーキの代名詞的存在でもある。条件があえば緊急時、自動ブレーキを掛けてくれるこの装置、価格が納得できれば欲しいのは間違いないでしょう。

実はオススメできないのはアイサイト搭載グレード。何といっても、アイサイトが搭載されたグレードを選ぶしかない。低価格グレードに装着できないのは確信犯的な差別。「2000ccエンジン搭載グレード」かつ「4WDモデル」でないと選択できず。価格はおおざっぱに230万円レベル。
必要ならこれを選択するしかないけど、こうしたラインナップを見てるとね、アイサイトは客寄せかって思っちゃう。

2015年での価格、例えばこんな感じ
  • 2.0i アイサイト 225万円
  • 2.0i-S アイサイト 242万円
  • 2.0i アイサイト プラウドエディション 236万円

また気をつけたいのは、HIDが全グレードオプションな点。別名ディスチャージヘッドライト。明るいヘッドライトは見方によってはアイサイトより重要な安全装備とも言えなくもない。夜間少しでも視界が確保出来れば、ドライバーの疲労も軽減。これが安全に繋がると考える事も出来る。

アイサイト、ディーラーで体験できる

※2012年にアイサイトを体験させていただいた時の感想。

速度を変えての2パターンにプラスして、同乗者としての体験、そしてエキストラ3人を呼んでの多人数乗車でのパターンを体験。貴重な経験ができました。試乗車はインプレッサの他にレガシィアウトバック。

ちょっと確認事項を多く盛り込み過ぎちゃったんで、全部の感触を覚えてはいません。強く印象に残った点は下記。

  • ほとんどフルブレーキのように強く減速する。もちろん停止直前に緩めてくれるわけもない。
  • メーター読み時速30kmで試すと壁まで10cmの隙間を残して停止。そしてメーター読み時速40kmで試しても、ほとんど同じ隙間を残して停止。
  • 速度が高くないから、乗員が増えて車重が増えても減速力は変わらないし、前後バランスなどもあんまり関係なさそう。
  • アイサイトには余計な主張はなさそう。カロナビのフロントカメラは効果ないのにピッピッとやかましい。

こんな感じで概ね予想通り、というか予想以上。とても素晴らしいものでした。

インプレッサインプレッサG4

総評:2015インプレッサ

エクステリア:フロントエンジン、CVT、サスペンション、こんな主要部分全ての味が濃い!地味に見えて非常に個性的な2015インプレッサ。

マツダ車は欧州車ライクだと評価されることがある。ライクは似ているって意味ね。そう考えるとこのインプレッサも欧州車ライクではないだろうか。語弊を恐れずに言えば最近のマツダ以上に欧州車らしいと思う。長所がハッキリ、かつスイートスポットが広いとも感じられるサスペンションセッティング。2015年インプレッサの特徴はとても一言ではまとめられない。

スバルのレガシィ、アメリカナイズされたと話題になる。とすればスバルらしさはインプレッサでという事だろうか。確かに普通の日本車として受け入れられそうなのはレガシィだろう。地味で地味でしょうがないインプレッサ、実はとっても味が濃いクルマだ。

一見地味に見えるこのインプレッサについて筆者ヒラリー男爵、実は2週間も考え続けている。買うワケじゃないのにこんなにインプレッサの事考えてるんだよw それだけ楽しませて貰っています。

実用車で望ましいのはハイレベルなバランス。一方で趣味用のクルマとして素晴らしいのは一芸に秀でたクルマ。インプレッサを運転すれば気配りの足りていない部分がいっぱい。だけどそれさえ演出と思えば楽しめる
地味なようで個性の強いインプレッサ、トヨタを基準にすればトヨタにない長所短所がいろいろ。質感だけがクルマの評価じゃない。そんな個性に惹かれればとっても魅力の一台です。

スバル インプレッサ

スバル

impreza (インプレッサ)

  • テストグレード:“1.6i”
  • 年式:2015年式
  • 型式:GP2
  • 新車時価格:約160万円

当記事は「ヒラリー男爵」が
お届けさせて頂きます。
ヒラリー男爵

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