RVR自動車比較と評価

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乗り心地や燃費、エンジン質感評価・間違いいっぱいの自動車選び
 

(2009年 三菱 RVR
著:元自動車整備士)

三菱自動車
  • グレード:”X2”
  • 型式:N61W
  • 車両価格:176〜258万円
  • デビュー年:1997年11月〜

三菱・RVR・試乗インプレッション

今回の辛口比較・評価評論のターゲット車は、ミツビシRVR(5人乗り)。この2代目RVRというくるまを中古で探すなら、不人気そして三菱自動車ということを気にしなければ、とってもお買い得なクルマです。(新車は割高)。

※当サイトは辛口の試乗評価が特徴です。評論家が口に出来ないような点を強調して記載しています。実際に筆者である私、元自動車整備士の身内が購入し、入念なチェックをしたうえでの試乗評価レポートです。

存在感なかった三菱のRVR

先代、大ヒット(ミツビシとしては)となった初代RVRは1991年から1997年まで、約7年間の期間販売されました。1990年代のRV(Recreational Vehicle レクリエーション-ヴィークル)車ブームの最中に三菱が販売を開始した時代のトレンドにタイミングがあった形です。ミラージュベースのコンパクトSUVとしてRVRは三菱としてはヒットとなりました。

RVRの名前の由来は、Recreational Vehicle Runner(レクリエーション・ヴィークル・ランナー)の頭文字から取ったものです。名前の覚えやすさはシンプルきわまりなく、逆に言えばひねりも何もなく、ネーミングに関するコストさえカットされた適当に作られたくるまともいえます。

カンガルーバー、覚えていますか?

初代RVRは、交通事故の死亡原因となって問題視されていたカンガルーよけ(フロントバンパーとヘッドライトを囲うように接地された鉄パイプ)は廃止され、2代目(最終型)は、SUVとしてではなく、町乗り使用のショートミニバンとしてシンプルな作りになりました。

いわゆる都市型ショートミニバンとして登場しました。同時に3列シートのシャリオグランディスも兄弟車として登場しています。

エンジンは3タイプのバリエーションが

この2代目RVRのエンジン排気量には、 2.4リッターNA、2.0リッターターボ、そして1.8リッターNAという3タイプがあり、2.4リッターNAエンジン 2.0リッターターボエンジンにはスポーツギアという三菱がブランドがあしらわれ、フルタイム4WDが設定されています。

しかし、あくまで主力は1.8リッターでした。燃料は、無鉛プレミアムガソリンと指定されていますが、レギュラーガソリンでも大丈夫です。ショートミニバンとして売れ行きは、とても悪かったRVRは、ミツビシの危機も重なってフルモデルチェンジすることなく、販売終了されています。

1800ccは馬車かカメかハタマタ・・・

1800ccエンジンのRVR、3人も乗ればそれはもう、ゆったりした馬車のように加速します。アクセル全開にしたって、速度違反の心配はいりません。4ATで高回転の苦しいエンジンはゆっくりゆっくりとした加速が特徴。でも荷物満載でも走るのは流石といわざるを得ません。

エンジンは結局排気量並みの加速が基本のはずですが、ミッションとのマッチングが悪いのか、コンピューターが頭が悪いのか、極端に燃費が悪いのか、ハタマタ個体差か、期待通りの加速感を得られないクルマも「たま」に出会います。

広いリアシート

RVRのリアシート、足下は特別広いんです。コンパクトカーに毛が生えた程度の全長しかないRVRですが、それを考えればリアシートの広さは驚異的。シートがペナペナなのを差し引いても十分な快適性を誇ります。
(RVRの全長は4200ミリ)

このRVRに試乗すればわかりますが、ゆったりした乗り心地を生む足回りで、これがリアシートに乗っていても非常に快適。ドライバーが丁寧な動作を心がけていれば、体が急に揺すられることもありません。つまり快適なんです。
スポーティ感を出そうと、とりあえず足を固めたハイトワゴンが多い中、RVRのセッティングは優しいセッティング。三菱らしい味が出ています。
余裕があれば10万円くらいのショックアブソーバーに交換すれば、運転もラクになり、揺れた際の質感もアップ。ドライバーもパッセンジャーも満足できるクルマに変身します。

さらにもうひとついい点が。RVRのリアシートは外せます。なんのためにシートを外すのか?リアシートを外せば例えば、粗大ゴミを捨てに行くことができます。
しかし実際には、外すのは簡単ですが、付けるのはとても大変。なので実用性はありません。もし粗大ゴミを頻繁に捨てに行くなら、セレナやステップワゴンといった3列シートのクルマを利用した方が便利です。

実は乗ってます。RVR

この2代目RVRの試乗、乗り味についてですが、著者である、ID「元自動車整備士」の身内が買いました。今でも(新車で購入し、2009年6月現在車検を通して)乗っております(その後、手放しました)。

足回りは、しっとりしなやかな質感はRVRの価格を考えればまずまず。柔らかくてゆったり。重量感もあります。ただ三菱ということで、乗り心地を考えすぎなのか、とても柔らかすぎて、レスポンスも感触も鈍く、ドライビングを楽しむという事に関しては限りなく0点に近いです。 (注:そんなクルマではありません)

なおかつ、このRVRに関しては、足回りに関しては、車高調も出ておりません。しかしながら、このRVRとシャリオグランディス兄弟、ミツビシ独特ともいえる、この柔らかな足回りは、好きな人にはこれしかないといえる魅力を持ちます。長距離だとドライバーは疲れますが、近距離ならなんら問題ありません。


追記:ショックアブソーバーをカヤバのアフターパーツに交換しました。だいぶ引き締まりましたが、柔らかい当たりはそのまま。質感という面では純正と変わらずですが、運転しやすくなりました。例えばブレーキング時のピッチングも速度が遅くなり、伸び側も押さえてくれます。

トラブルや細かい点など

次にリアのドアですが初期型に関しては、両側スライドドアではなく、左側のみです。またリヤシートがたしか90センチぐらいスライドする4人乗りと固定式5人乗りがあります。4人乗りはスライドして後ろが広くとれると言っても、5人乗りも十分リヤシートは、前席と離れており、ゆったりと乗れます。

内装に関してはこのほか、特にインパネが特筆すべき点があり、なんと1800ccにして軟質ウレタンのパネルを使っています。もちろんデザイン的には何の変哲もなくつまらないものですが、プラスティッキーでない質感はライバルの一歩上を行きます。その他、シートの作りと表皮については、1000ccコンパクトカーにも負けるチープさを誇ります。

他のメーカーでRVRのライバル車としては、トヨタのオーパやナディア、プレーリージョイ、などがあります。RVRの最も近い他社のメーカーとしては日産のルネッサ、リアスライドドアのショートミニバン形状です。

トヨタは、新たな戦略としてとして元祖2列シートミニバン、オーパそして同じ兄弟車ナディアを販売させますが、完全な失敗作に終わっています。といっても、一人で運転する時に寂しくなる3列シートより、2列シートのミニミニバンも意外といいモノですよ。

ミツビシ・RVR

ミツビシ

RVR (アールブイアール)

  • テストグレード:”X2”
  • ミッション:4AT
  • 型式:GF-N61W

エンジン概要

  • エンジン:4G93(GDI)
  • 排気量:1800cc

その他概要

  • ボディサイズ:4280/1695/1650mm
  • 車重:1380kg
  • 発売時期:1997年11月〜2003年1月
  • 新車時価格帯:176〜258万円
当記事は「元自動車整備士」が
お届けさせて頂きます。
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試乗比較しにくい中古車購入の時こそ、中古車購入時にも役に立つレポートを送り続けて16年。これからもドライな試乗レポートでお楽しみ下さい。