デミオ(ガソリン)P5/ディーゼル比較やライバル比較

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乗り心地や燃費、エンジン質感評価・間違いいっぱいの自動車選び
 

(2016年記事 マツダ デミオ(ガソリン)
著:元自動車整備士&ヒラリー男爵)

デミオ(ガソリン)・試乗インプレ「5」

間違いいっぱいの自動車選び。試乗レポート。試乗車はマツダ・デミオ(4代目)。ディーゼルエンジンが話題のDJ型デミオ。そのガソリンエンジン搭載車です。グレード「13C・ガソリン1300cc」の試乗記をお届けします。

当ページは5ページ目です。「ディーゼル比較やライバル比較、評価総合」などを掲載中。


  1. 分割page - デミオ”13C” 「1-1」・エンジンとミッション、加速フィール
  2. 分割page - デミオ”13C” 「1-2」・快適性とドライビング感覚
  3. 分割page - デミオ”13C” 「1-3」・内装と視界、ドライビングポジション
  4. 分割page - デミオ”13C” 「1-4」・細かな長所短所と燃費
  5. このpage - デミオ”13C” 「1-5」・ライバル比較と評価総合
デミオ(ガソリン)内装1デミオ(ガソリン)内装2
マツダ
  • グレード:“13C”
  • 型式:DJ3FS
  • 車両価格:135万円
  • デビュー年:2014年10月〜

リアシートとラゲッジ

※リアシートの写真はデミオ(ディーゼル)です。

リアシート1リアシート2

スペース的な部分はディーゼルのページをご参照ください。

一言だけ書かせて頂くと、身長172cmの筆者なら問題なく座れる。また身長180cmのスタッフでも頭上は接地しない。ただ座れるけどこの負担はフロントシートの乗員が被るカタチで、シートをけっこう前に出すことに。またこの室内に1日4人乗車していたら、けっこうな疲労がたまった。うちらジジィかw 元気いっぱいな4人なら問題ない。

リアシート足下

試乗中ちょっと揉めたのが、リアシート足下のフロア形状。「フラットだ!」「先端下がりだ!」ってなって。

結論としては運転席下が体感フラット。助手席下が先端下がり。好みあるだろうけど、筆者としてはフラットの方が足を置きやすかった。

以下、詳細はディーゼルのページ(リアシート)で取り上げています。

リアシートの快適性

※ここもディーゼルのページを基本にして、簡単に比較相違点を。

最も大きな違いは清酒性のレベル。ディーゼルの方が圧倒的に静か。ガソリンはハッチ辺りからの進入が予想されるノイズがけっこう耳に付く。

乗り心地はガソリンの方が好ましい。フロントシートに座った時に感じる、リアサスの突っ張りは、リアシートに座っちゃえばそんなに気にならず。座面が柔らかいよね。またディーゼルで感じる、長時間座った後の衝撃だけど、やっぱりガソリンの方がマイルド。ちょっと座り直せばなんとかなる。

気になる点といえば、段差で跳ねたあとストンと落ちる感覚。これは欠点なんだけど、デミオに限らずよくある乗り味。

ガソリンはディーゼルよりショックアブソーバーの減衰力(伸び)が弱めだから、普通に跳ね上がる。そしてやっぱり減衰力(縮み)が弱めだから、ストンと落ちる感覚。サスの突っ張った感じからすれば、もう少しゆっくり動いて欲しいところ。ストラットタワーの強化とかされているみたいだけど、だったら元々質の高いサスで入力をコントロールとか、なんか無いのって思っちゃったりね。

ラゲッジスペース

※ここも基本はディーゼルのページをご参照ください。

リアハッチ開閉

どうしても取り上げたいのはリアハッチ開閉の軽さ。女性でも無理なく開け閉めできる軽さだ。ハッチ開閉は重くて面倒。ずっとずっと感じていたこと。この進化は手放しで拍手!

最近カローラフィールダーなどでもハッチが軽く滑らかに開閉できるようになり、これは大きなステップだと思う。つまりこれだけで買い換え理由になってもおかしくない!

開いた時の高さとか、荷物出し入れの楽さとか、雨風しのぎやすさとか、これだけハッチの車種が多いのだからもっともっと改善して欲しい。やっぱりユーザーフレンドリーは日本車の美点でしょう。

リアラゲッジルームのフラット感

あと、ディーゼルのページでは触れなかった点。リアシートを倒した時に出来る段差。やっぱりなかなかの段が出来る。

相変わらずここはフィットのラゲッジが素晴らしい。あとヴィッツでは段差を埋めるトレーが用意されるけど、デミオはどうだろう。すみません未確認。

ディーゼルと比較総合

マツダマツダ

想像以上に特徴の異なるガソリンとディーゼル。単純に車両価格が高い方が良いってワケじゃない。

違いを一言で表せば、「個性の強さ」。ディーゼルはクセの強さが満載。ガソリンを”地味”と表現すればディーゼルには”華”がある。走行感覚はあっちもこっちも個性の塊で、平凡なクルマには興味ないという方に最適。言い方変えれば、商品として不完全。もちろん燃費の良さや、流行のアイテムを選択するというカッコよさはあるんだけどね。

一方でそつなくまとめられたガソリンは、バランスの良さが特徴。平凡といえば聞こえは悪いけど、気軽な移動の手段を望むならコッチの方が適している。誰かにオススメしやすいのもコッチ。
ディーゼルより乗り心地に優れ、なぜか直進安定性もウワテ。ステアフィールもディーゼルより好ましい味付け。アクセル踏んだってディーゼルより素直だし、非力な代わりにローギヤードな有段6ATで楽しむことも可能。

なんだ、ガソリンの方が良いんじゃないの?筆者はソッチ派かな。ただ地味な選択は避けるタイプなので、実際買うなら弱点承知でディーゼルかw

「13C」と「XD」を比較した場合、致命的な差として静粛性の差がある。ディーゼルの方が静かなんだよね。エンジンや排気音は不快な音なんだけど、総合すればかなり静か。ここは大きな差。

参考:デミオ(ディーゼル)試乗レポート

競合車と比較

デミオはディーゼルだと価格的に、選べる魅力的なライバルがいっぱい。何を重視するかによって、選択肢は豊富。ガソリンの場合だと、意外にもライバル車は少なそう。フィット、スイフト、ノートあたりかな。ヴィッツは同価格帯だと1000ccになっちゃうからね。最近ちょっと高価。個人的にはソリオを押したいし、今ならVWポロという選択肢も面白いんじゃないかと。

フィットと比較すれば?

準備中

スイフトと比較すれば?

準備中

ノートと比較すれば?

 

準備中

今だからこそ!VWポロなんて選択肢もあり?

ご存じVWは問題でイメージダウンの真っ最中。どこまで落ちるかわからないが、とりあえず値引きなど条件面はかなり良くなっている様子

ポロの新車価格は219円〜。ということは、デミオもディーゼルを候補にしてるなら、ポロに手が届くかもしれない!

クルマの内容で比較すれば、多くの部分でポロ優勢。なにしろ6型ゴルフをショートにしたようなクルマだから、事実上クラスが違うわけだ。ポロなら絶対的なパワーだってデミオより上。

数少ないデミオ優勢の部分はミッション。VWの7速DSGは唐突感が強い時があったり、やけに低回転でせわしくなくシフトチェンジしたり、2速に落ちての再加速なんて、ビックリするほど唐突。

それからボディデザイン。ポロとデミオは目指す方向性が違うのは一目瞭然。どっちが良いというワケじゃないけどポロは人畜無害という言葉がピッタリ。コンパクトクーペのようなエクステリアデザインを持つデミオに魅力を感じる方は多いと思う。

最後に燃料代。同じ燃費でもレギュラーorハイオクの差。だけどポロなら、自分ならレギュラー入れちゃうな。

参考:VWポロ試乗(6R型)レポート

楽しいコンパクト!ちょっと一つ提案

先代デミオは運転が楽しいクルマだった。ということで、2016年現在も新車で買える楽しいコンパクトを一つご提案。クルマはトヨタ・ラッシュ。価格は概ね、ディーゼルのデミオくらい。

このラッシュの魅力はコンパクトカーらしい、ちょっとチープさも含めた楽しさ。こんなディメンションだけど山道が楽しい。駆動方式はFRというじゃないですか。昔ながらにというか、自然なステアフィールとクルマを不安定にする感覚が楽しみがいつでも味わえる。もちろん現代のクルマだから、普通にも走ってくれる。

それからシャープなアクセルレスポンス。空ぶかしすればわかりやすいし、普通に運転していてもわかるこの反応。踏んだ分だけ適切な回転数分が、踏んだ量に合わせた速度で上昇。アクセルペダルはワイヤーでスロットルボディに繋がっていました。

普段話題にならないけど、まだまだアナログ式が勝る部分がある。最新メカニズムの新型コンパクトと比較すれば、ラッシュはスポーツカーみたい。それでいて現役。素晴らしい。

参考:トヨタ・ラッシュ試乗レポート

運転しやすさならソリオなんてどう?

デミオは視界が今一つとか、車両感覚が取りにくいとか、もっと気軽にクルマを使いたい。そう感じたらスズキ・ソリオなんて如何?

ソリオは運転席からの見切りが良い。だから気楽に走れ、市街地もラクラク。山道だって狙ったラインを走りやすい。意外だけど乗り心地もGOOD!

サスペンションは柔らかい。小さくて背が高いけど、ハッキリ柔らかいセッティング。ソリオの代表的な使い方を考えればまさに最適化。素晴らしい。それでいてコーナーでも走りやすい。絶対的な速さを気にしなければ、山道だって走りたくなる。そして実際に走れば、思わず2往復目に突入w

ロール大きいから走りにくいなんて、全然そんなことないのがわかる。寧ろ、腕を駆使して同乗者を快適に移動させることができる。走りやすく作られたクルマは走りやすい
さらに、若い世代から人気というのも、大きな魅力。これは所有満足度に直結するかも。

購入を考える際に気になるのは車両価格。デミオより一クラス下と思えるクラスなのに、ベースグレードからけっこう高い。電動スライドドアが付くなど装備面のせい?条件面で納得できればということで、ぜひチェックしてみてください。

参考:スズキ・ソリオ試乗レポート

デミオ13C(メーター・昼)デミオ13C(メーター・夜間)

デミオ(ガソリン)総評

エクステリア・フロントヘッドライト

DJ型デミオ(ガソリンエンジン搭載車)の魅力は、バランスの良さ(筆者基準)これを選択するとなると面白みには掛けるんだけど、どなたにもオススメしやすい=不満の小ささが魅力

各部一つずつ見れば、他に優れたクルマがある。燃費、乗り心地、静粛性、乗りやすさ、運転する面白さetc. もし明確に、望む要素がハッキリしているなら、ライバル車またはディーゼル搭載車が良いと思う。

とにかく、多くのユーザーが不満じにくいだろうこのバランスと、奇を衒うことなく仕上がっているボディデザイン。乗り味全てに強い個性を持つディーゼルとは真逆だから、ディーゼルを試乗して不満を感じる方もぜひチェックをオススメ

そして実際にお金を出して、購入を考える私たちにとって、重要なのは売却・下取り価格。クルマの市場価値が低いなら、それを補う魅力が無ければ購入出来ず。安いといっても百万円単位なのは間違いない。

市場価値はクルマ自体の評価とは別だけど、ココを切り離している試乗評価にはちょっと疑問。マツダはスカイアクティブ世代になって、売却・下取り価格は平均レベルをキープできるか?人気車を基本にマイナスいくらまでなら許容できるか考えてみるかも面白いね。

マツダ デミオ

マツダ

demio (デミオ)

  • グレード:“13C”
  • ミッション:6AT
  • 型式:DJ3FS
  • 年式:2015年モデル
  • 新車時価格:135万円

「元自動車整備士」監修、「ヒラリー男爵」執筆でお届けさせて頂きます。
元自動車整備士ヒラリー男爵

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リアハッチは軽いチカラで開閉できる。

リアシート1
リアシート2
リアシート足下
リアシートに関してはディーゼルのページをご参照ください。

辛口試乗レポートと合わせ、独断と偏見による5段階評価。同価格帯の車との相対的評価を掲載。

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