デミオ(ガソリン)P3/内装と視界、ドライビングポジション

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(2016年記事 マツダ デミオ(ガソリン)
著:元自動車整備士&ヒラリー男爵)

デミオ(ガソリン)・試乗インプレ「3」

間違いいっぱいの自動車選び。試乗レポート。試乗車はマツダ・デミオ(4代目)。ディーゼルエンジンが話題のDJ型デミオ。そのガソリンエンジン搭載車です。グレード「13C・ガソリン1300cc」の試乗記をお届けします。

当ページは3ページ目です。「内装と視界、ドライビングポジション」などを掲載中。

デミオ(ガソリン)内装1デミオ(ガソリン)内装2
マツダ
  • グレード:“13C”
  • 型式:DJ3FS
  • 車両価格:135万円
  • デビュー年:2014年10月〜

※内容は辛口評価です。試乗して購入の際のチェックポイントとしてお役に立てれば幸いです。

  1. 分割page - デミオ”13C” 「1-1」・エンジンとミッション、加速フィール
  2. 分割page - デミオ”13C” 「1-2」・快適性とドライビング感覚
  3. このpage - デミオ”13C” 「1-3」・内装と視界、ドライビングポジション
  4. 分割page - デミオ”13C” 「1-4」・細かな長所短所と燃費
  5. 分割page - デミオ”13C” 「1-5」・ライバル比較と評価総合

ページ内の一部画像はクリックで拡大します(ページ右の横長画像など)。

ボディデザインと運転席からの視界

ディーゼルのページと同内容+ちょっと補足。

ボディデザイン(台場)


先代もその前のデミオも、見切りが良くて狭い駐車場でもラクラクという長所があった。左側寄せるのは全国産車で比較してもトップレベルの簡単さだし、走行中も車線内のどこを走っているかが手に取るようにわかる。
参考:3代目デミオ試乗レポ / 2代目デミオ試乗レポ

今回のDJ型デミオはエクステリアデザインがグッと優雅になった。「4枚ドアが付いたクーペ」みたいな感覚でとらえるのがベストとさえ感じる。特にフロントセクションは高級欧州車のように立派。その分、ワリを食らうことになったのは見切りと運転席からの視界。車両感覚が取りにくく、もっと大きいクルマの方が全然ラク(デミオに限らずよくあること)。

Aピラー左Aピラー右

Aピラーは太く、ドライバーの着座位置からすれば遠目に位置する。通常Aピラーは、「より奧から」「より寝て」デザインされているクルマほどピラーが邪魔になりやすい傾向。3角窓があるタイプを想像して頂ければわかりやすいと思う。

このデミオはピラーが太いという欠点はあるももの、その他の条件は悪くないはず。それでも視界は悪く、交差点での死角はフィットなどと大差ない。原因はもしかしたら、外寄りのシート配置にある可能性も。ボディとドアミラーの隙間は、他車より効果的に利用できる。

ピラー左・太さウエストライン(室内から)

画像左。デミオのピラーは何がいけないか?一つは厚みがある。まるで大きなルーフを支えるミニバンのよう。いやオデッセイ(4代目)やジェイドなどもっと細くて薄い。カーテンエアバッグを内蔵する先代も、こんなに厚みはなかった。視覚的な印象を考えればデザインの工夫というか努力を感じる印象。ほんの少しだって削れる部分があるはずだよね。

画像右。ドアトリム(内張)の上部、”中程が凹んで視界が確保”されている。でもこれ実際には、”先端が盛り上がってる”と感じてしまう。ラインがうねっていれば車両感覚取りにくくなるのは当然。実車ではもっと明確。

視界1

ナビゲーションディスプレイの設置場所。これは流行に合わせちゃっただろう?なんて思う。ディスプレイは見やすい位置だけど、運転中100%ナビ使う人っている??

ここがこんなだと、車両左前の感覚が取りにくいと思う。やっぱり目線の先はダッシュボード中央奧で、その先は車両左側の先端でって。視界が悪いというよりも、慣れないと車両感覚の取りにくさがある。

別にコレでも、前倒しでも可能なら問題なし。ポップアップとは言わないから、マイナーチェンジで改良して欲しい最優先項目


他車の比較参考

ピラー(フィットRS)視界(ゴルフ7)

画像左。フィットRSの運転席視界。交差点待ちで右側の死角がとても気になる。ボディとドアミラーの隙間が機能していないのがおわかり頂けるだろうか。デミオの方が、横断歩道を右から歩いてくる歩行者が視認しやすい。

画像右。ゴルフ7の初期型。純正ナビがオンダッシュタイプだった。このゴルフもデミオ同様、ナビのディスプレイが邪魔。というよりこれは、誰が見てもアフターパーツの安物ナビw 満足感に問題あるだろう。ただしこちらは、発売後数ヶ月で、一般的なセンターコンソールに収まるタイプに変更された。

参考:フィットRS試乗レポ / 7型ゴルフ(トレンドライン)試乗レポ

試乗:フロント周辺の内装

詳細はディーゼルのページで取り上げています。ここでは概要として少し。

インパネセンタークラスター

デミオの内装を見て思うのは、「オトナの男性が乗れるデザイン」。こんな印象がメチャクチャ強い。中でもこのベースグレードこそ、大人向けにまとまっているんじゃないと思う。質感は、パネルの質感は今一つ。ここは先代と同レベル。だから見せ方が重要ということを再確認。

加飾される上位グレード

上級グレード1上級グレード2

CX-3センタークラスター

ソフトパッドが貼り付けられる上級グレード。レッドステッチも加飾される。また下の画像はCX-3のセンタークラスター。より赤が強調される。

メインメーターはものすごく寂しい

メーター夜間

これがデミオ「13C」のメインメーターパネル。中央にスピードメーター。左に積算計と燃料計、シフトインジケーター。

車載燃費計はないがそれはたいした問題じゃない。左側に何もないのが問題だ!

余りにアンバランス。余りに寂しすぎる。余りに酷い差別化。だったら最初からこんなデザインしなきゃ良いのにね。

上級グレードの画像を並べてみる

メーター ディーゼルベースグレード上級グレード4

左の画像がディーゼルエンジン搭載車のベースグレード。グレード名は「XD」。左側にデジタルセグメントタイプのタコメーターが付く。シフトインジケーターもこちらにレイアウトされる。ただタコメーターは子供だましというか、ほとんどお飾り。

右の画像はさらにその上級グレード。センターにアナログ式のタコメーター。現在のトコロ貴重な、小排気量+有段6ATの楽しさは針の上下でも楽しみたい部分。

デミオ13C(メーター・昼)デミオ13C(メーター・夜間)

クラスでは珍しい”優れた”ドラポジ

デミオ最大の長所ともいえるのが、優れた、そして微調整可能なドライビングポジション。以下、箇条書き。

  • 優れたペダルレイアウト。右足でブレーキペダルが踏みやすい位置にある。
  • ハンドルはチルト&テレスコピック(上下&前後)付きで可動範囲大きい。
  • シートは前後、背もたれ角度、高さ、全て「微調整」が可能。

ドラポジが良ければクルマの印象はとても良い。運転しやすいクルマこそ、楽しく走るのも快適に走るのも可能だから。他車と比較すればクラスでは断トツ。デミオのドラポジや調整箇所を考えると、他車より工夫や技術者の努力が向けられたのが想像出来る。

ブレーキペダルとアクセルペダル調整箇所の微調整、どれくらい可能かといえばパワーシートやスポーティカーのシートに近いレベル。だから「今日は上着着て運転だから、少しだけドラポジ動かしたい」なんて要求にも応えてくれる。

「上着じゃまー!」って日もあれば、「さみー!めんどくせー!」って時もあるでしょ。そんな時どっちも、ガマンしなくていい!

※詳細はディーゼルのページで取り上げています。

マツダ デミオ

マツダ

demio (デミオ)

  • グレード:“13C”
  • ミッション:6AT
  • 型式:DJ3FS
  • 年式:2015年モデル
  • 新車時価格:135万円

「元自動車整備士」監修、「ヒラリー男爵」執筆でお届けさせて頂きます。
元自動車整備士ヒラリー男爵

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シート表皮はデミオらしいストライプ模様。座面小さめで太もも裏の負担を感じない。




シフトセレクターとスポーツモードセレクター。

ブレーキペダルとアクセルペダル
扱いやすいペダルレイアウトとオルガン式ペダル。


Aピラー左
Aピラー右

ピラーの位置などは悪くないのに、ちょっと視界が気になる事もある。

上級グレード4
グレードによって複数用意されるメインメーター。

辛口試乗レポートと合わせ、独断と偏見による5段階評価。同価格帯の車との相対的評価を掲載。

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