デミオP4・評価と評論/比較評価とスカイアクティブグレード

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乗り心地や燃費、エンジン質感評価・間違いいっぱいの自動車選び
 

(2009年記事 マツダ デミオ
著:元自動車整備士)

マツダ
  • グレード:2グレード試乗
  • 型式:DE3
  • 車両価格:119万円〜
  • デビュー年:2007年7月〜

3代目デミオ・試乗インプレ「4」

今回の試乗レポートは、マツダ・デミオ(3代目)。コンパクトになって塊感が強調された型のデミオで車両型式はDE3。取り上げている試乗グレードは2つ。「13CVミラーサイクル」と「13C」。前ページからの続きです。

当ページは4ページ目です。「ライバル比較と評価総合」などを掲載中。


  1. 分割page - デミオ試乗「1-1」・自動車概要と走行感覚
  2. 分割page - デミオ試乗「1-2」・エンジンやミッション、ブレイクアウト...
  3. 分割page - デミオ試乗「1-3」・スカイアクティブグレード、参考データ
  4. このpage - デミオ試乗「1-4」・比較評価、評価総合
デミオのメーター(照明無し)デミオのメーター(照明)

ライバル車と比較して

マツダマツダマツダマツダマツダVW

誤解を恐れずに言えば、このデミオ、わかりやすい商品価値としては微妙です。内容だけで比較をすれば、同じ値段を出すならフィットがイイです。だってフィットは反則ですもん。広いし、金掛かってそうだし・・・。基本的にコンパクトカー選びの中心はフィットとヴィッツ。中古車も含めればお得な外車コンパクトカーなんかも比較対象としてはかなりお得感あるでしょう。

コンパクトカーはどの車種も長所と短所が比較的ハッキリしています。フィットとノートは広さ、マーチはボディデザイン、スイフトは高級感。ヴィッツはトヨタブランド。
肝心のデミオは、クルマ好きが気になる部分が長所。普段乗りで気になる部分が短所。長所短所がものすごくハッキリしているデミオはまるで欧州車のよう。走行性能に文句はありません。ただ魅力がわかりにくい。

玄人受けしているスイフト、こちらは低価格なコンパクトカーながらも上級指向。落ち着いた乗り心地に質感を重視した室内、ジェントルな特性のCVTなどなど。こちらもオススメしたいコンパクトカーです。ただしリアシートは使えずラゲッジも狭い。そしてスズキブランドが苦手な方もいらっしゃる。条件許せばぜひ試乗してみて下さい。

予算が増額できればキャラクター的にはライバル車、VWポロ。デミオの良い点を伸ばし、悪い部分も伸ばしたような兄貴分。ハンドリングやカッチリ感は頭一つ抜け出ており、流石に価格分の良さがある。短所もなかなか強力で、市街地メインではネガティブな部分が大きすぎ。日常の走行パターンに応じてどうぞ。

ライバル他車の試乗レポート

※その他関連ページ

デミオはどうなの?

3代目となるこのDE型デミオの乗り心地を一言でいうと、昔のコンパクトカー(もしくは軽自動車)って感じです。軽くてピョンピョン跳ねる様な、ニッサンマーチ1000ccと同じようなイメージ。まっさらな新車を過ぎるとフロントサスはストローク感あっていいが、リアサスがチープ。良く跳ねるし安っぽく縮む。

デミオ、ミッションを除き運転のしやすさでは最高レベル。そして価格が安いのがデミオ。値引きも期待できる。当編集部調べでは、オプションなし下取り割増含むで30万円引きあたりが目標値引きとなる模様。1万円でも安くというなら、地場系ディーラー含め多くのディーラーで見積もりをもらってみてもいいかもしれません。
運良く好条件を引き出せたなら、コミコミ110〜120万円。一般的な軽自動車より安い可能性も充分。

見積もりを貰うなら、やはり条件では値引きを一番にチェックを。多くのマツダ車は残念ながら下取り・買い取り相場が悪いことが一般的。(マツダディーラーでの下取りなら最低額は保証されますが)。
3年や5年で手放すなら下取り価格=人気は非常に重要なポイント。このあたりもしっかりせめて、オプションからしか値引きできないなんて条件では買わないように。

中古車を狙うなら、マツダ系中古車販売店で探すのがおすすめ。きっとお得な気分が味わえます。

デミオ、旧型から退化した可能性も

注:下記コメントはDE3型デミオ(前期)モデル発売開始直後の試乗記

モデルチェンジといえば、従来型よりいいクルマが出てくるのが常識なハズ。しかし残念ながらデミオは違います。新型になってスタイルは良くなったかもしれませんが、「なんでこんなになってしまったんだぁ」と声を大にして叫びたい
まるで、血統書付きのネコが雑種になってしまったかのよう。

旧型デミオはコンパクトカーを越えた乗り心地とけっこう広い室内で自信を持ってオススメできるクルマでした。上質な中古が手に入るならそちらをぜひ。または価格は上がってしまいますが、同じマツダのベリーサなんていかがでしょう。ベリーサは2代目デミオがベース。コンパクトカーとしてはゆったりした乗り味と内装の質感が自慢のクルマです。

時代背景的に販売台数が多いのは安い自動車。オーディオ、テレビを始めとする家電製品が通ってきた道です。多くの国産コンパクトカーは全体的に価格が最重視、ただ乗れればいいという女性向きに作ってあることは間違いないですが、高張力鋼板を多量に使用するなど、技術をかけられない部分は良質な材料で対処というアプローチが面白いのがマツダ・デミオ。

そういえば自動車全般のサスペンション質感において、ここ10年20年進化していないように感じる。実際にはボディ剛性感や静粛性の向上によって、乗り心地の質感は上がっているわけだが。足回り構成部品、設計、真っ先にコストダウンされる場所だと推定できる。やっぱり見えない部分だからね。

早く中に浮くクルマを開発するか、段差でニコッとしてしまうクルマを発売して欲しい。

追記:デミオ・スポルトを購入

3代目デミオ1500cc

当ホームページスタッフがデミオ・スポルト1500ccを購入しました。現在、長期試乗や国産タイヤとアジアンタイヤの比較などを実施しています。

別ページにて試乗レポートを掲載しました。
デミオ・スポルト試乗と比較レポート

メンテナンスについてや簡単な便利パーツ取付

デミオについて、便利パーツの取付や各部メンテナンスの話題を別ページにまとめています。

内容は「後付燃費計の取付」「リアリフレクター取付」や「プラグ交換」「ショックアブソーバー交換」など現在11項目。こちらのページもよろしくお願いします。

デミオ「オプション取付・交換・メンテナンス」目次

デミオ評価総合

試乗レポートをお届けしている3代目デミオ、長所短所はこんな感じです。

筆者が感じる長所
  1. 狭い道でも走りやすい。車両感覚の取りやすさは異常。奥様でも気軽に運転出来る。
  2. 直進性が良い。多車線道路でも気を遣わず楽々。
  3. だるすぎないステアリング感覚。コーナーのアプローチも修正舵も楽々。
  4. 選べるミッション。4AT、CVT、5MTから選択できる幅広いバリエーション。
筆者が感じる短所
  1. チープなチープな内装。それでも3代目ヴィッツほど貧乏くさくはないような。
  2. 狭いリアシート。同クラスのコンパクトカーではスイフトに次ぐ狭さ。リアサスの質感もよろしくない。
  3. 初期型は相変わらずのマツダ車。アクセルが早開きで飛び出し感強い。ブレーキもカックンぎみ。特性の異なるモデルも確認したから、年式次第??
  4. 高燃費が狙いにくいかも。アクセル早開き特性のモデルだと、燃費スペシャル運転が難しい。

マツダ デミオ

マツダ

demio (デミオ)

テストグレード1

  • グレード:“13CVミラーサイクル”
  • ミッション:CVT
  • 新車時価格:128万円

テストグレード2

  • グレード:”13C”
  • ミッション:4AT
  • 新車時価格:119万円

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視認性は問題なし。

3代目デミオ1500cc
3代目デミオ、スポルト1500cc



スポルトという1500ccのグレードのメーター。自発光式。キーをオンすると常にメーターパネルが光る。

辛口試乗レポートと合わせ、独断と偏見による5段階評価。同価格帯の車との相対的評価を掲載。

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試乗比較しにくい中古車購入の時こそ、中古車購入時にも役に立つレポートを送り続けて16年。これからもドライな試乗レポートでお楽しみ下さい。