フィットシャトルハイブリッド・P3/比較や総評

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乗り心地や燃費、エンジン質感評価・間違いいっぱいの自動車選び
 

(2012年記事 ホンダ
フィットシャトルハイブリッド)

ホンダ
  • グレード:“スマートセレクション”
  • 型式:GP2
  • 車両価格:193万円
  • デビュー年:2011年

フィットシャトル・ハイブリッド 試乗「3」

間違いいっぱいの自動車選び、ホンダ・フィットシャトル(GP2)の試乗レポート。グレードはハイブリッドのスマートセレクション

当ページは3ページ目です。「ライバル比較の話題」などを記載。前ページからの続きになります。


  1. 分割page - フィットシャトル・ハイブリッド「1-1」・特徴と試乗感
  2. 分割page - フィットシャトル・ハイブリッド「1-2」・乗り心地など快適性
  3. このpage - フィットシャトル・ハイブリッド「1-3」・ライバル比較や総評

ハイブリッドでないガソリンモデルはこちら!フィットシャトル試乗・評価と比較

プリウス・アクアと比較すると

ハイブリッドということでトヨタ・プリウスと比較すれば、シャトルは居住性、エンジン静粛性、ラゲッジ広さという面で勝ります。システムの動力性能は及ばず、内外装の質感という見た目の立派さでも完敗です。

逆に普通のクルマの感覚で乗れるのはフィットシャトルハイブリッド。ハイブリッドらしさが強いのはプリウス。
プリウスの価格は205万円〜(マイナーチェンジ後は217万〜)。フィットシャトルの方が車格は下になりますが、装備面ではディスチャージヘッドライトが標準など充実。プリウスの最廉価グレードにはシートリフターさえ付かない!ベースグレード同士というこの価格帯で装備を比較すればフィットシャトルハイブリッドに分があります。

トヨタ・アクアと比較すれば、価格はほとんど同等(アクアの最廉価グレードは装備的にちょいと厳しい)。

アクアは特に渋滞中の燃費が非常に良好。車載燃費計でリッター40キロ前後ということも普通にあります。ハイブリッド車らしさという面ではフィットシャトル同様、アクアも特別感は最小限。燃費はアクア、ハンドル切った際の運転しやすさでもアクア。クルマ全体の上質感や静粛性の高さはフィットシャトルのKO勝ち

コンパクトミニバンと近い価格帯

フィットシャトル・ハイブリッドのポジションはなかなかに微妙。高いのか安いのか?価格的な評価は見方により色を変えます。素のフィット1500ccからみれば内容的にも価格的も断然オトク。元からCセグメントの車種と比較すれば内容は完敗。産廃と呼ばれても反論できません。

ハイブリッド車が流行だからって、年間に何km走行する?どんな道走る?ライフスタイルをもう一度見直してみると、他に魅力的な選択肢が浮かんでくる可能性があります。
ということでフィットシャトルの”ハイブリッドを諦める”と、どのクラスが比較対象になるのか?ワゴンとしての利用を条件とすれば、コンパクトミニバンクラスが対象として近い。

このクラス、フィットシャトル・ハイブリッドと同じ200万円弱という車両価格で比較すれば、ワンランク上のストリームウィッシュプレマシーラフェスタなどが選べます。ボディサイズが小さい方がいいならフリードだってある。リンク先は試乗レポートの各ページです。

これら、ハイブリッドという価値観から離れれば、どれもお得感は上々。燃費だってそこまで悪くない。実燃費の差は2〜5kmほど。月に300kmくらいしか走行しなければ、ガソリン代の差も1000円とか。
どの車種もボディサイズが大きくなり、車内使い勝手は大きく向上。ワゴンとしての使い勝手も上。室内広々。車格的には2ランクアップ。

これらの車種、概ねフィットシャトルハイブリッドより全長は15センチほど長くなるので、駐車スペースはやや大きく必要になる。
フィットシャトルは全長4410ミリ。コンパクトミニバンは全長4500〜4600ミリあたり。

ライバル車種と簡単に比較すると

ウィッシュやプレマシーなど、本来は同格に比較できる車種ではありません。メーカーだってもちろん差別化を行ってランク付けをしています。これが車格です。
車格は車両価格ではなく、細かな装備の差を抜かして、端的にクルマのランクになります。

ということで、車格を考えれば、同じ車両価格なら車格が上の車を買った方がお得感は高いワケです。ベースが一緒の場合、エンジンが一緒の場合も多くありますが、クルマ本来の内容が違います。
(車格は自動車メーカーホームページの車種別並び順などでわかる)

同価格帯のコンパクトミニバンと比較

  1. 例えばストリーム(2代目)、上質な乗り心地は比較にならないほど上。ドアの閉まり具合、音もストリームの隠れた特徴。初代ストリームならフィットシャトルの新車の方が上質に感じる。
    2代目ストリームは大幅値引きや特別仕様車で装備面はいい勝負。欠点といえばスタイル(というか外装デザイン)は?マーク。
  2. 例えばウィッシュ、ウィッシュの加速力は力強く、CVTも比較的良好な挙動。運転はしづらいがホンダのCVTの様にギクシャクしない。その車格感からしても価格が安価。乗り心地はドタバタするためトントン。直進での走りやすさや高速での安定感はフィットシャトルハイブリッドの勝ち。
    装備面では総じてウィッシュの勝ちだが、メーター周り等は軽自動車以下のチープ差が目立つ。
  3. 例えばプレマシー、乗り心地は車格そのままワンランク違う。質が上なだけでなく柔らかい。ハンドリングは低速時限定で好印象。この手のクルマにしてはリアの追従性は高い。
    エンジン・ミッションはプレマシーの大きな欠点だが、マイナーチェンジで評価の高いスカイアクティブというグレード追加。新しいエンジン&6ATに変わった。

フィットシャトルと比較すれば、これらコンパクトミニミニバンは結局格上。フリードだったらどっちでもお好みで選んで問題なし。これら、ハイブリッドという響きではなくなってしまうので、従来ながらの価値観のクルマ選びになってしまいますが、長い目で所有する喜びを考えれば悪い選択肢ではないはず。後は年間走行距離によって、燃費いいのがどれだけお得か決まってきます。

その他にもプレミオ・アリオンといった旧来からのセダンもありますが、あまりにも面白みがないため、今回は割愛します。

ブラック x ブラウンの内装色

フィットシャトルハイブリッド総評

ホンダ

単純にハイブリッド車だからこのクルマを選択するとすれば、なんちゃってレベルのハイブリッドシステムで肩すかしを食らってしまう。筆者はこれ、「凝ったアイドリングストップ」だと思ってる。
燃費的にも動力性能的にも、このハイブリッドを積極的に選ぶ理由は希薄。むしろ故障要因が増えるだけ。その分、車両価格の差額が20万円以内と小さいのがメリット。税金の関係もオトク。

また別の見方をすれば、フィット関係のファミリーモデルはどれもフィットの色が強く残り、そのおかげで割高に感じてしまう。フィットと名前が付かないフリードなども一緒。

そんな所からどうしても人にオススメしにくいクルマとなる。いくらリア周りの質感がアップしたといっても元々200万円クラスとして企画されている車種とはやっぱり違う。リアシートに座るとこんなもんかってテンション下がります。

素のフィットより乗り心地はいい。素のフィットシャトルより質感はアップ。それで良いかと言われれば普通に1500ccクラス。
ハイブリッドならプリウスがあるし、ワゴンならカローラフィールダーがある。高級な走行感覚ならストリームが数段上手。なんだかんだいって定番の選択肢って比較から外せないみたい。

ホンダ フィットシャトル

ホンダ

fit shuttle hybrid
(フィット シャトル ハイブリッド)

  • テストグレード:“スマートセレクション”
  • 年式:2012年
  • 型式:GP2
  • 新車時価格:193万円

当記事は「ヒラリー」がお届けします
ヒラリー男爵

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スイッチについて、エアコンのスイッチは走行中でも使いやすい。


上段がフィットシャトル、下段がフィット。サイドから見れば全くの別モデルのよう。全長は51センチ長くなった。



上段がフィットシャトル、下段がフィット。フロント部分も延長されてグッと男前になった。デザインだけ考えれば無駄に使えるスペースが必要ということかな。


ドア最大開度
ドアの開口部は90度まではいかないが事実上問題なし。(写真は素のフィット)

辛口試乗レポートと合わせ、独断と偏見による5段階評価。同価格帯の車との相対的評価を掲載。

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試乗比較しにくい中古車購入の時こそ、中古車購入時にも役に立つレポートを送り続けて16年。これからもドライな試乗レポートでお楽しみ下さい。