フィットシャトル/試乗P4・他車比較

ホンダ・メーカー別の特徴と自動車評価
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乗り心地や燃費、エンジン質感評価・間違いいっぱいの自動車選び
 

(2013年記事 ホンダ
フィットシャトル 著:ヒラリー男爵)

ホンダ・フィットシャトル・試乗インプレ「4」

間違いいっぱいの自動車選び、ホンダ・フィットシャトル(GG7)の試乗レポート。グレードは「15X」
当ページは4ページ目。ディーラーで試乗の際にぜひともチェックしたいポイントなどを掲載中です。

このページには「ライバル比較とコストパフォーマンス総合評価」を記載してます。

フィットシャトルのインパネ(昼)フィットシャトルのインパネ(夜)
ホンダ
  • グレード:“15X”
  • 型式:GG7
  • 車両価格:161万円〜
  • デビュー年:2011年6月
  1. 分割page - フィットシャトル試乗「1-1」・概要と内装、走行性能
  2. 分割page - フィットシャトル試乗「1-2」・車内快適性(乗り心地や静粛性、広さ)
  3. 分割page - フィットシャトル試乗「1-3」・エンジン&ミッション、参考データ
  4. このpage - フィットシャトル試乗「1-4」・他車比較とコストパフォーマンス、総評

※内容は辛口評価です。試乗して購入の際のチェックポイントとしてお役に立てれば幸いです。

ハイブリッドはどう?

ボディ-リア1

バリエーションとしてラインナップされるフィットシャトル・ハイブリッド。

イメージや新しいモノに触れたいという付加価値的な意味で貴重なグレードだと思います。
価格は通常のシャトルにプラス20万円程度。181万円〜となっています。
参考:フィットシャトル・ハイブリッド試乗レポート

素のフィットと比較すると?

フィットのリアとテールランプ

ホイールベース、エンジンなど基本的な部分はフィット1500ccとだいたい同一。フィットシャトルは1.ボディサイズが全長で51cm大きく、2.乗り心地が向上し、3.内装の細部が変更されています。

違いは明確、BセグメントサイズのコンパクトカーがCセグメントサイズになりました。それでいて価格差はシャトルデビュー当時で約15万円。非常にオトクです。
(2013年現在、シャトルは161万円〜用意されています。
フィット1500ccの基本グレード、15XHは現在158万円

でかくなった上に乗り心地が向上し、室内も良くなっている。素のフィットはマイナーチェンジの度に装備と価格が変わっていますが、シャトルが断然オトクなのは変わりません。

ボディの変更部分、フィットとフィットシャトルの比較画像を当ページ左袖に掲載しています。

素のフィット、詳細をリンク先でご紹介しています。参考:フィット1300cc試乗レポート

ライバル比較

シャトルの車両価格はメイングレードで165万円。この価格帯にはBセグメントの上級クラス、Cセグメントの入門クラスが集まり、けっこう多くのモデルが揃っています。

同クラス同キャラクターならカローラフィールダー

トヨタ

ヴィッツがベースとなった世代のカローラ。通称160系。そのカローラのワゴンタイプがフィールダー。荷室のサイズなども含め多くの部分でシャトルとバッティング。
上質感はフィールダーの方が一枚上手=ターゲット年齢層高め。静粛性の高さが一番の魅力。ユーザーフレンドリーな部分もなかなか丁寧に仕上げられている。

価格は151万円〜。試乗感と評価はこちらでどうぞ!
参考:カローラフィールダー(CVT)試乗レポ / カローラフィールダー(MT)試乗レポ

単純に燃費で比較するなら

トヨタ

今や大人気車種になったトヨタ・アクア。どちらかといえばシャトル・ハイブリッドと比較したいモデルだが価格はシャトルに近い。ハイブリッドシステムの出来はホンダのそれより数段上、エコランすれば燃費40km/Lも見えてくる。

反面、質感はシャトルより落ち、サイズだってまんまヴィッツサイズ。お値段はお高めの169万円〜。参考:アクア試乗レポート

同サイズ&一クラス上と比較するなら

シャトルはCセグメント(アッパーコンパクトクラス)と価格が被ります。ボディサイズもだいたい同じようなサイズ。欧州で販売される車種も多いことから、クルマの本質的な部分にチカラが入れられていることが多くなっています。
ワゴンとしての使い勝手にコダワリがなければオススメ。

  • トヨタ・オーリス・・・ボディスタイルが気に入れば悪くない。CVTの制御が好印象。価格は1500ccでもちょっとお高め180万円クラス。
  • スバル・インプレッサ(スポーツ)・・・乗り味の質感で選べば現状クラス1番。内装も立派。価格はほぼ同一。
  • マツダ・アクセラ(セダン・BL系)・・・強いマツダらしさ、他社とはない走行感覚はこの世代まで。キビキビ感のあるハンドリングは好きなら止められないでしょう。 
  • マツダ・アクセラ(スポーツ・BM系)・・・まじめに走りやすさを考えて作られたのが伝わってくる。乗り味は固め。マツダの営業マンは熱意を持ってクルマの魅力を語ってくれる事が多く、とても気持ち良い。

一サイズ上&一クラス上と比較するなら

ローハイトなコンパクトミニバンも同価格レベルから揃っています。わずかな差額でサイズも内容もレベルアップ。バン的な利用方法でもシャトルと遜色ありません。

  • ホンダ・ストリーム ・・・ ハンドル回せば機敏、ドアを閉める音からして高品質感ある。わずかな差額で内容充実。便利装備が付いた特別仕様車がお手頃価格で登場している。
  • トヨタ・ウィッシュ ・・・ 安全装備充実、エンジンの加速力はクラス以上、燃費だってシャトルと大差なし。静粛性なども優れ多くの部分でシャトルより高評価。価格は一クラス上の180万円〜。
  • マツダ・プレマシー&日産・ラフェスタハイウェイスター ・・・ どちらも同じクルマ。外観のスタイルは多少異なる。時速100キロまでの乗り心地の上質さはかなりのもの。燃費はそこそこで価格は161万円〜。
フィットシャトルのメーター(夜)フィットシャトルのメーター(昼)

フィットシャトル総評

フロントマスクフィットシャトルの特徴、それはラゲッジスペースの使いやすさ。開口部もほぼフラットで、地面から開口部までの高さも「53センチ」と低い。それプラス、広大なアンダートレイ。ライバルの同世代フィールダーといい勝負できる。

それ以外を考えてみる。文中で触れてきたとおり、素のフィット1500ccと比較すれば”超”が付くほどお得感のあるフィットシャトル。しかしライバルを見れば正当派の良いクルマとして「インプレッサ」や「プレマシー」が160万円代で用意されている。
格上を見れば「ストリーム」との価格差は最小限でクルマの魅力は数段違う。「ウィッシュ」ならワゴンとしての使い勝手も上々な上に安全装備も充実。「30万円」がんばっちゃえば憧れのセレナだって!

これらを考えるとやはりBセグメント以上Cセグメント未満、フィットシャトルは微妙なポジショニングのクルマということになる。”絶妙”じゃなくて”微妙”ね。

基本Bセグということなら軽自動車とも比較しなくちゃいけない。コストパフォーマンスを高級軽自動車と比較すれば、維持費(ランニングコスト)は10年間で30万円〜の差額となる。高級軽自動車を選べる方ならそれほど大きな差額ではないだろう。内容的にはフィットシャトルの圧勝だから、150万円クラスの軽自動車をお考え中の方にはぜひ乗ってみたら如何でしょ。
イメージというか若々しさは高級軽自動車の圧勝だから、生理的に受けつけないというなら我慢して乗るほどの良さもなし。数年後のリセールバリューも軽自動車の勝ちとなる可能性が高い。

最大のライバルはやはりカローラフィールダー?あちらも現在はヴィッツベースとなり生い立ちはシャトルと一緒。価格は153万円〜だからシャトルより約10万円安い。10万円分の豪華装備がシャトルのウリかな。

いろいろ考えているうちに損得勘定のみで選ぶクルマのような感じになってしまいました。スミマセン。

ホンダ フィットシャトル

ホンダ

fit shuttle
 (フィット シャトル)

  • 試乗グレード:“15X”
  • 年式:2011年
  • 型式:GG7
  • 新車時価格:165万円

当記事は「ヒラリー」がお届けします
ヒラリー男爵

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上段がフィットシャトル、下段がフィット。サイドから見れば全くの別モデルのよう。全長は51センチ長くなった。



上段がフィットシャトル、下段がフィット。フロント部分も延長されてグッと男前になった。デザインだけ考えれば無駄に使えるスペースが必要ということかな。


テールランプはなかなか質感ある光り方をする。



上の2枚がフィットシャトル。下は素のフィット。シルバー塗装とメッキ加工の違いや、メーター照明色の違いがある。

辛口試乗レポートと合わせ、独断と偏見による5段階評価。同価格帯の車との相対的評価を掲載。

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試乗比較しにくい中古車購入の時こそ、中古車購入時にも役に立つレポートを送り続けて16年。これからもドライな試乗レポートでお楽しみ下さい。