ミラココア「P3」軽自動車インプレ・ライバル比較と総評

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(2012年記事 ダイハツ ミラココア
著:ヒラリー&元自動車整備士)

ミラココア・試乗インプレ「3」

今回の自動車比較・試乗レポートはダイハツ「miraCocoa(ミラココア)」22年式・プラスX。ココアはスズキラパンのような、ボディデザインが特徴でありつつ、ラパンほどデザインコンシャスでない軽自動車。

当ページは3ページ目です。「ライバル比較と総評」などを掲載中。

ダイハツ
  • グレード:“プラスX”
  • 型式:L675S
  • 車両価格:129万円
  • デビュー年:平成21年8月〜
  1. 分割page - ミラココア試乗「1-1」・内装評価と走行しての印象
  2. 分割page - ミラココア試乗「1-2」・加速参考データや実際に購入してわかった点
  3. このpage - ミラココア試乗「1-3」・ライバル比較と総評

※内容は辛口評価です。試乗して購入の際のチェックポイントとしてお役に立てれば幸いです。

ライバルと比較すると・・・

様々なライバルがひしめく軽自動車。その中でもココアのライバルと言えば、やっぱりスズキのアルトラパン。なにしろココアはラパンの2番煎じを狙ったクルマ。ココアといえばラパン。(いや正確にはラパンと言えばついでにココア)。どうしても気になるクルマでしょう。

アルトラパンと比較

英語で書くと「lupin」。ネーミング通りアルトをベースとした派生車種。ココアと名前の付け方さえ一緒。

価格は装備充実の特別仕様車で120万円前後。
ココアもラパンも趣味性が高いクルマだから、とにかく好みで選んで乗りたいクルマ。実際に購入される方は、コレがいいなぁと思ったらディーラーに行ってポンと買っている方が多そう。

それを踏まえた上で両車を比較してみれば、内容はほぼ全てでラパンの方が上。質感という面ではハンドルを回した感じや乗り心地、サスペンションの動き、直進性、CVTの音、エンジン、ドライビングポジションの自然さ、収納スペースなどなど。
ココアの方が上回っているのは、内装(特に乗用車ライクなメーターやシート表皮)やラパンほど特殊でないボディデザイン。つまり好みに関する部分が主と言えそう。こういった部分ではラパンはあちこちに「ウサギのマーク」が付いているが、ココアは目立ったところでステアリング中央の「Cマーク」くらい。この点で、大人でも乗りやすいのはココアでしょう。

メーカーによるキャラクターの差としては、ヨーロッパを含む海外でグローバルに評価されるスズキ。対してダイハツは国内メイン。クルマの内容にこだわらない人がメインターゲットで長年来ているといわれる。ハンドルを握った感覚とか、走りの感覚を気にしない人向け。このあたりはトヨタに似ていて、その分、女性客に特化したキャンペーンとか、女性の気持ちを掴むようなサービス、案内などに力が入れられている。

小声でしかいえませんが、ハッキリ言えばココアなんて買うもんじゃありません。ただ、クルマ購入は自動車本来の善し悪しだけでは決められません。今回の試乗車も、営業マンの人柄で購入しています。

ミラと比較

ミラとミラココア

ベースとなるのがミラ。外寸は同じハズだけど、ご覧の通りココアの方がワイドに見えます。ボディデザインの他に大きな違いはリアシートの広さ。感覚的な比較で申し訳ありませんが、素のミラの方がリアシートが気持ち広い感じ。
ミラの詳細レポートは現在準備中です。

スズキ・ハスラーと比較

ハスラーココアを「ちょっとだけ個性的なボディデザイン」と評価すると、「とっても個性的なボディデザイン」と評価したくなるのがハスラー。ピョコピョコした乗り味だって逆に笑顔になっちゃいます。
スズキ・ハスラー(MR41S)。リンク先で比較レポートを掲載中です。

ホンダ・ライフと比較

ライフちょっと趣向は違いますが、価格帯としては同じようなホンダ・ライフ。運転のしやすさと質感はなかなか。ホンダブランドというもの一つの特徴でしょう。
ホンダ・ライフ(JC1)。リンク先で比較レポートを掲載中です。

ホンダN-ONEと比較

N-oneちょっとプレミアムな軽自動車、ホンダN-ONE。エクステリアデザインが個性的という面でミラココアとライバルですね。

ホンダ・N-ONE(JG1)。リンク先で比較レポートを掲載中です。

三菱トッポと比較

トッポ背の高さが特徴なのがトッポ。そこからくるスタイルも個性的で大きな特徴。トッポの全高は1680ミリ、ミラココアは1560ミリだからトッポの方が100ミリ以上背が高いんです。

三菱・トッポ(H82A)。リンク先で比較レポートを掲載中です。

ダイハツ・ミライースとの比較

トッポ車両価格75万円〜という価格の安さが魅力なのがミライース。経済性最優先のモデルで、第三のエコカーなんて言い方もあるけれど、ココアと比較して走行感覚が決定的に劣っている訳じゃない。
所有満足度で選べばミラココア。車関連費を削減したければミライース。

ダイハツ・ミライース(LA300)

ラゲッジスペースあれこれ

ラゲッジスペースの奥行きミラココアのラゲッジスペースは手元の計測で、奥行き44cm、幅88cm。

ラゲッジ入り口の高さは60cm。身長の低い方でも使いやすい高さと考えます。できれば、ラゲッジに少しだけ深さ部分があれば、安心してモノを置ける。奥行き短いから、開けたら雪崩なんてシチュエーションもあったり。

ラゲッジスペース・ミラココアラゲッジスペース・ミラ

左側がミラココア、右側がミラのラゲッジスペース写真。実は奥行きに違いがあるらしく、ミラココアの方が2センチほど奥行きを取っているというハナシを聞いたことがある。ミラココアの方がパーソナル色が強いイメージを持たせている関係上、リアシートのスペースよりラゲッジスペースを重視したということみたい。たいした差じゃ無いけどね。

リアハッチ・ムーブリアハッチ・三菱トッポ

こちらは左側がムーブ、右側がトッポの写真。こちらはリアハッチが横開きになるタイプ。ラクラク開閉できてとってもラクチン。欠点としてはハッチ開口部が若干狭くなるのと、雨よけにならないことくらいかな。

参考データ2:各部寸法

手元のメジャーを利用して気になる部分の長さを測ってみました。

各部の寸法

  1. ステアリング直径 35cm
  2. ダッシュボード中央手前からガラスまでの長さ 40cm
  3. Fシート、フロアから座面先端 リフト最大時31cm、リフト最低時30.5cm
  4. Rシート、フロアからシート座面先端 31センチ シートバック高さ 59cm
  5. センターコンソールまたは左右シート間の距離 11cm
  6. シート座面の長さ F・48cm、R・44cm
  7. リアシート開口部、座面先端〜ドア内張までの最短距離 27cm
  8. 左右ドアミラーいっぱいの長さ 未計測
  9. ラゲッジ寸法 奥行き44cm、幅88cm、入り口最低地上高60cm
  10. アンダートレイ寸法 なし

数値からわかること。前後シートの高さがちょうど良い位置にある。フロアからの高さは31cmで、路面からも適切な範囲内。これならお年寄りも苦労することなく乗り降りできることが想像出来る。またラゲッジ部分の開口部高さも悪くない。できれば深さがあればもっと安心して荷物が置けると思う。

車内スペースとカップホルダー

身長172センチの筆者がドライビングポジションを取った状態でリアシート2列目をチェック。

  • 身長172センチの筆者 ・・・ ヒザ前 コブシ 3個 / 頭上 コブシ 1.5個
  • 身長182センチの男性 ・・・ ヒザ前 コブシ 2個 / 頭上 手のひら 2枚 

カップホルダーの数

  • フロント 4個 / リア 2個

カップホルダーはドアポケット含む数値。運転席右前、使いやすい位置にカップホルダーあり。ショートなドリンクや、灰皿を置いても使いやすい。収納式で、出しているとカチャカチャ音が気になる。

ミラココア総括(総合評価)

ミラココアとリゾート地ミラココアはダイハツのHPを見ても、間違いなく女性向けに作られていることが一発でわかります。だからとても男性が評価するようなクルマじゃない

角を丸くした特徴的なエクステリアに、カジュアルさと質感をうまくミックスした内装。そして女性の方が感じる快適性がミックスされているのでしょう。筆者は女性的なクルマが好きだから、この手のクルマは大好き。でも買うならスズキ・ラパンかな。走行性能の部分で質感に違いを感じるから。

普通に一台のクルマとして評価させて頂けば、単純にちょっと割高かな、と思います。なにしろ走れば素のミラそっくり。装備面で充実していると言っても、ホンダN-oneやスズキワゴンRと同じ価格はちょっと納得できず。値引きで満足感を得て買えればベストだけど、ミラココアが好きならこれしかない。趣味性も考慮して選ぶクルマってことですか。それなら価格は関係なし!

ダイハツ ミラココア

ダイハツ

MiraCocoa (ミラココア)

  • グレード:“プラスX”
  • ミッション:CVT
  • 年式:平成22年式
  • 車両型式:L675S
  • 新車時価格:129万円

当記事は「ヒラリー」と「元自動車整備士」がお届けさせて頂きます。
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ミラとミラココア

ミラココアとリゾート地
意外にもイメージが変わるのがルーフレール。上級グレードに付く。


ラゲッジスペース。なんとなくだが、ミラと比較すると奥行きが長く感じる。
(追記:ミラより広めに作ったらしい)


モデル途中からアンテナ形状が変更になりました。


ミラココアのエクステリア・リア周り。マイナーチェンジ後。テールランプの質感が上がっている。





豊富なオプションでコーディネートされたインテリア。ダイハツのホームページで紹介されています。
特別にコーディネートされるセットオプション。純正オプションとして選択可能。

辛口試乗レポートと合わせ、独断と偏見による5段階評価。同価格帯の車との相対的評価を掲載。

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