ミラココア「P2」軽自動車インプレ・購入してわかった点など

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(2012年記事 ダイハツ ミラココア
著:ヒラリー&元自動車整備士)

ミラココア・試乗インプレ「2」

今回の自動車比較・試乗レポートはダイハツ「miraCocoa(ミラココア)」22年式・プラスX。ココアはスズキラパンのような、ボディデザインが特徴でありつつ、ラパンほどデザインコンシャスでない軽自動車。

当ページは2ページ目です。「加速参考データや実際に購入してわかった点、ディーラーでの試乗の際にぜひともチェックしたいポイント」などを掲載中。
※当サイトは辛口の試乗評価が特徴です。評論家が口に出来ないような点を強調して記載しています。

ダイハツ
  • グレード:“プラスX”
  • 型式:L675S
  • 車両価格:129万円
  • デビュー年:平成21年8月〜
  1. 分割page - ミラココア試乗「1-1」・内装評価と走行しての印象
  2. このpage - ミラココア試乗「1-2」・加速参考データや実際に購入してわかった点
  3. 分割page - ミラココア試乗「1-3」・ライバル比較と総評

※内容は辛口評価です。試乗して購入の際のチェックポイントとしてお役に立てれば幸いです。

実際に購入してみてわかった点

ミラココア内装

今回の試乗車、ミラココアを実際に購入して気付いた点があります。短時間のディーラーの試乗ではわかりにくい点をピックアップします。購入を検討する際には、許容できる弱点がちょっと考えてみて下さい。
※ほとんど運転していませんが、なんだかんだで2年ほど所有しています。

その1・シフトパネルの照明

シフトパネルとシフトノブミラココアのシフトパネルには、シフトポジションが表示される部分に照明がありません
夜間は手元を見てもシフトの位置がわかりません。ゲート式ならたまに乗っても感覚でわかります。でも、ストレートタイプだと、メーターパネルで確認しながら動かすしかありません。まるでそう、コラムシフトを操作するように・・・。
だから、手元を見ながらシフト操作するのは難しいんです。発進の時、みんな手元を見て操作しませんか?

いや夜間といっても、外光で見えるでしょ??ってダイハツさん、都市部に住む人ばかりじゃないんですよ!

その2・緊急時にも押しやすいホーンボタン

ホーンボタンミラココアのホーンボタンは、ハンドルのスポーク部分まで含めてボタンになっています。反応する範囲が凄く広い。左の画像でいうところの、手のひらで押せます。

普通はステアリング中央の円形部分がホーンボタン。ミラココアの場合は、普段握っている手の位置でそのままホーンボタンが押せる。間違って鳴らしちゃうこともなくはないけど、本当の非常時に鳴らせるのはこのタイプだと思います。

本当の非常時にホーン鳴らして意味ある??ホーン鳴らすよりイメトレしておくことは多そうです。

その3・カップホルダーから音がする

フロントカップホルダー使わない時は収納できる優れたカップホルダーを採用するミラココア。でもね、走行中カチャカチャ音がするってどうなの?車体が立派になってもこれで台無し。
確かに200万円超クラスの自動車でも、穴が空いてるだけでフタのないカップホルダーのクルマはあります。それを考えれば一長一短なんですが・・・。

※軽自動車では収納できるカップホルダーが多いですが、ゴツくて安心安定のカップホルダーもあります。同じダイハツのウェイクなど。

その4・白いナビがよく似合う

白いナビトヨタの白いナビゲーションを取り付けました。一時期トヨタでは純正で白いナビが増えてた時期があり、コンパクトクラスではよく見かけました。でも実際に、車内にマッチしていたクルマはなかったような。

ミラココアならとってもマッチしていると思います。

その5・使いやすいアッパーグローブボックス

アッパーグローブボックスダッシュボード助手席前に用意されるアッパーグローブボックス。スッキリとした印象の蓋付きタイプです。

タバコも入れにくい微妙なサイズですが、中には段が区切られていて奥行きの浅さをサポート。蓋付きで走行中もモノが飛び出ないのと合わせ、使いやすいと思います。  

その6・明るいイメージのリアシート

白いリアシートベージュの内装というと、安価なグレードの定番色で、あんまり良いイメージじゃないとよく聞く。汚れが目立たない事を一番に考えたみたいな生活感とか、昔の布製ソファみたいな古ボカシさとか、絶妙に変なベージュが多すぎ。おじちゃんおばちゃんがよく好むというのもあるしね。

ミラココアのシートはベージュというよりオフホワイトに近く、車内でイメージが統一されているのが嬉しい。リアシートだってこんなに明るく爽やか。

その7・フロント上部にルームランプがない

ルームライトそうなんです。ルームランプはリアシート頭上についてます。いや確かに室内が狭い軽自動車にはいらない装備かもしれません。実際に素のミラだって前のルームランプはありません。

ただね、上記シフトポジションの照明がない欠点を補うとすれば、ちょっとルームランプを付けてシフト操作したいなんてこともあるはず。加飾に特徴を持つミラココアにはルームランプくらい欲しかった

男性でも運転できる??

シートリフターのイメージ軽自動車の中でも全高が低い部類の軽自動車であるミラココア。はたして男性でも無理のないポジションで運転ができるのか?

いくつかのシチュエーションで試してみました。

(参考)身長160センチの女性が運転席。
シートリフター(シートアジャスター)を最も上げる必要はなく、余裕が残ります。リアシート足下のスペースもバッチリ。

普通にドラポジを取った場合

  1. 身長172センチの男性が運転席に座る。
    全然問題ありません。ペダルの踏みにくさも特にない。ウエストラインが低いココアだから、出来るだけシートポジションを下げた方が包まれ感がでますが、リアシートの人のことを考えればほどほどが最適。
    注:ココアのシートアジャスターは下げると同時に後退します。
  2. 身長182センチの男性が運転席に座る。
    問題ありません。普通に運転できます。ただし、完璧ではありません。少々狭く、外から見れば不格好。ウエストラインの低さがより強調される格好です。またリアシート足下のスペースはミニマムで最小限に。
    それからシートの肩部分のサイズが絶対的に不足。ヘッドレストも一番上に上げても適正位置といっていいのかどうか微妙。ヘッドレストの高さは多分ちょっと足りてません。
    体が大きい男性はホントうらやましいんですが、これも、周りからみるとなんか笑っちゃう(失礼)ポイントです。

番外編、クルマをシェアする場合

シートベルトアジャスターのイメージこんな事がありました。普段、女性が運転しているこの試乗車ココア、これを身長172センチの筆者ヒラリーが運転しなければならない時、できればシートポジションは動かさずにクルマを返却したい。
ということでシートアジャスターは最上部のまま、シートバックは直立状態のまま、天井に頭が付きそうな状態で運転してみました。

どうだったか?あはは、これ楽しいです。この感覚、フィアット500に乗ってる感覚と被ります。このまましばらく走っていたいようなわくわく感、少しだけ感じます。
おふざけは置いておいて、シート座面を高くすると、クルマがより小さく感じ、取り回し性が著しく向上します。緊急時にはぜひ!

参考加速タイムと巡航時エンジン回転数

同乗者による手元のストップウォッチでココア(CVTモデル)の中間加速力などを計測してみた。

計測した条件と結果

計測条件は大人の男性2人乗車。ガソリン残量はメーター読み3分の1。風はほぼなし。タイヤ空気圧フロント、リヤともに基準値。外気温は30度くらい。道路は平坦な直線。

  • メーター読み時速10kmから60kmまでの加速タイム ・・・ 6.71秒
  • メーター読み時速30kmから80kmまでの加速タイム ・・・ 9.16秒
  • メーター読み時速50kmから100kmまでの加速タイム ・・・ 7.68秒

※あまり正確とは言えないデータのうえ、現在のトコロ、他車の比較タイムが少ないので比較が難しいデータです。スミマセン。

巡航時のエンジン回転

  • 時速80キロの時 ・・・ 約2000回転
  • 時速1000キロの時 ・・・ 約2600回転

ミッションはCVTの為、路面や気象状況により巡航回転数は微妙に変わる。

現在では軽自動車全般がそうだが、一昔前(CVTが一般化する前)のコンパクトカーと同じ程度のエンジン回転数で走行できる。参考までにココアのCVTギヤ比を掲載。変速比 3.327〜0.628 最終減速比  5.444 これは素のミラとぴったり同じギヤ比。静粛性と省燃費性の高さに貢献。

騒音・ノイズなどのチェック(騒音計での計測)

市販の騒音計を利用して、ノイズを計測してみました。単位はdB。(dBについてはネット検索して下さい)。
騒音計ということで音圧に対して補正が掛かっていますが、人間が感じる不快さとは違います。耳障りな音とか気になりにくい音とか、そういった感覚は含まれていません。

参考:ミラココア&エコピアPZ-XC・タイヤ使用感
参考:ミラココア、スタッドレス(ブリザック)をドライ路面でチェック

計測1・「アイドリング時」と「荒れた路面」での騒音
  • 計測時の周囲の騒音 環境ノイズ / 64.2dB
  • アイドリング時の車内騒音 エンジン回転数・・・600rpm / 
    Fシート・・・56.7dB Rシート・・・57.8dB
  • 巡航時の車内騒音・荒れた路面、細かなデコボコが多い道路 時速50キロ走行時 / 
    Fシート・・・73.4dB Rシート・・・72.8dB
計測2・「綺麗な路面」比較的新しい舗装の道路での騒音
  • 巡航時の車内騒音・綺麗な路面、比較的新しい舗装の道路 時速50キロ走行時 / 
    Fシート・・・71.9dB Rシート・・・67.6dB
  • 上記同様の道路 時速90キロ走行時 / 
    Fシート・・・73.3dB Rシート・・・68.6dB

アクセルオフ時の転がり抵抗

アクセルオフ時に惰性で走る時間を計測しました。 タイヤは新車時装着タイヤ。計測3本行ったうちの中間の数値。

  • 時速80kmから50kmまでの減速タイム・・・21秒46

すべてアマチュアレベルの計測なので、厳密な正確性については期待しないで下さい。他のタイヤ、他の車種でもテストを行い、データを集めています。

グレードについて

ミラココアのグレードは外観の違いで2つ。装備内容の違いで3つ。組み合わせによって4つのグレードが基本になります。外観の違いは「ココア」と「ココアプラス」とあり、ルーフレールとフォグランプが付くかどうかの違いがある(ココアプラスの方に付く)。

  • ココア L ・・・ 113万円
  • ココア X ・・・ 122万円
  • ココアプラス X ・・・ 129万円
  • ココアプラス G ・・・ 139万円

ベースグレードからいいお値段がするから、装備内容は基本的に充実。ベースのLグレードで省かれるのはオートエアコンとスマートキー程度で、後は細かな外観の差くらい。中間のXだと便利機能は何でも有り状態といえます。

最上級のGグレードになるとナビゲーション+バックモニターが標準装備になるのが主な違いです。

ダイハツ ミラココア

ダイハツ

MiraCocoa (ミラココア)

  • グレード:“プラスX”
  • ミッション:CVT
  • 年式:平成22年式
  • 車両型式:L675S
  • 新車時価格:129万円

当記事は「ヒラリー」と「元自動車整備士」がお届けさせて頂きます。
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素のミラと、ミラココア。どちらも身内のクルマです。駐車中のクルマを勝手に取った訳じゃありませんよ。



シフトポジション表示部に照明がない!(上の写真がヘッドライト点灯時)


カップホルダーは収納式。必要な時だけ引っ張り出せる。



新車時装着タイヤの他に、ブリジストンのエコタイヤやスタッドレスタイヤを使用。




ハイトアジャスターは上げるとシート位置が前進、下げるとシートが後退するタイプ。これにより、身長180センチの方でも大丈夫。


シートベルトにはアジャスターが付く。これがないコンパクトカーがあることを考えれば好印象。シートベルトが首に掛からないように調整。

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