コンパクトカー比較2016〜17・基本グレード編

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2016〜17 Bセグ・コンパクト比較「1」

コンパクトカー比較2017年前半版のコンパクトカー比較。人気の売れ筋、ベーシックグレードを基本に比較と評価をまとめます。
いわゆるBセグメントなどと呼ばれる「全長3800〜4200mm」クラスから、ヴィッツ、フィット、マーチ&ノート、デミオ、スイフトをピックアップ。

前回からデミオを4代目に、ヴィッツはエンジンなど大きく変わったビッグマイチェン後に更新。ノートとデミオはそれぞれe-powerとディーゼルも少し触れます。都合上、スイフトは2016年までのモデルです。2016年1月登場の4代目は今回お預けです。ご了承下さいませ。

2016〜17Bセグメント・コンパクト比較

「1ページ目・ボディサイズや取り回し」

  1. 今ここ!コンパクト比較基本ページ・ボディサイズや取り回し
  2. 内装・質感と使いやすさ、車内スペース比較
  3. 走行感覚・運転感覚と乗り心地、静粛性
  4. 比較まとめ・長所と短所の短評マルとバツ

※2017年春・執筆。比較中ヴィッツだけ少し上級グレードです。

比較対象車はこんな感じ

ヴィッツ(130系)U 1300cc 新車価格:約170万円(148万〜)

トヨタブランドだから云々...を抜きに比較できるようになった!エンジン等変わった2014年マイチェン後のヴィッツ。

インプレはこちら:ヴィッツ1300cc(ビッグマイナー後)試乗

フィット(GE系)13G 1300cc 新車価格:約130万円。

コスパに優れた3代目フィット。車内スペースの広さに特徴有り。1台で全て満足なクルマを目指す。

インプレはこちら:フィット1300cc試乗レポート

デミオ(DJ系)13C 1300cc 新車価格:約135万円

ディーゼルや6AT、さらに従来のコンパクト離れしたボディデザインなど話題性豊富。ベーシックグレードのお得感だってグッドな1台。

インプレはこちら:デミオ(ガソリン) / デミオ(ディーゼル)

マーチ(13系)X 1200cc 新車価格:約120万円

好みはともかく相変わらず個性派なエクステリアが特徴のマーチ。ノートに迫る魅力はあるのか。

インプレはこちら:マーチ試乗レポート

ノート(12系)X 1200cc 新車価格:約130万円

ワンサイズ大きいから立派。室内広さもフィットと張り合える唯一のライバル。乗り心地も大きいクルマにもっとも近い。

インプレはこちら:ノート試乗レポート / ノートe-power

スイフト(72系)XG 1200cc 新車価格:約130万円

この見た目から想像できる?っていう中身はコンパクト界きっての上級指向。質感も併せ持っている実力派タイプ。

インプレはこちら:スイフト試乗レポート

ボディサイズ比較

モデル・グレード ヴィッツ フィット デミオ スイフト マーチ ノート
1300 U 1300 G 13C XG 12X X
全長 3885mm 3955mm 4060mm 3850mm 3780mm 4100mm
全幅 1695mm 1695mm 1695mm 1695mm 1665mm 1665mm
全高 1500mm 1525mm 1500mm 1510mm 1515mm 1525mm
ホイールベース 2510mm 2530mm 2570mm 2430mm 2450mm 2600mm
トレッド(前) 1475mm 1490mm 1495mm 1490mm 1470mm 1480mm
トレッド(後) 1460mm 1480mm 1480mm 1495mm 1475mm 1485mm
車重 1010kg 970kg 1020kg 970kg 950kg 1040kg
タイヤ 175/65R15 175/70R14 185/65R15 175/65R15 165/70R14 185/70R14

※外寸、車重などグレードによる違いやマイナーチェンジで変更される場合があります。

一口にBセグ・コンパクトカーといっても、車種によりけっこうボディサイズが異なります。特にコンパクトなのはマーチとスイフト。逆に大きいのはノートとデミオ。また室内が広いフィットの外寸は、一般的です。

見切り、ボディ感覚、取り回しを比較

コンパクトカーに期待したい事のひとつは、取り回しの良さや車両感覚の取りやすさ。小さいクルマは運転がラクというイメージはけっこう一般的だと思う。ここはドライバーの体型や慣れによっても差が出る部分。当サイトでは男性2名、女性1名による意見を総合してまとめました。

コンパクトカーでは車体”後方”の感覚が取りやすいのはどれも一緒。ディメンション的にドライバーから後ろが短く、かつリアがストンと切れている。
一方で、フロントからサイドの見切りが悪いのも、多くの車種で共通するポイント。見切りが悪いというより見えないのが普通と言った方が正しいよね。これは流麗なボディデザインを優先すれば仕方ない部分なんだろう。つまり感覚で寄せる、曲がるわけだけど、ボディが小さい分の余裕から当てにくいという利点はある。

具体的にラインナップした車種で比較してみる

前回の同じコーナーでは、先代デミオという非常に運転しやすいクルマがあった。コンパクトカーではずば抜けた見切りの良さで、クルマ全般で考えても立派なレベルにあった。逆に三菱コルトという、車両感覚が非常に取りにくいクルマもあった。実は両方所有していたのだけど両極端な2台だった。狭い場所に不安を感じる方にとって先代デミオは今でも価値があると思う。

他車との相対的ポジションで、魅力を再確認させられたマーチ

マーチ視界 左前方今回の比較ではそんな先代デミオが抜け、繰り上がりでマーチを最上とさせて頂こうかと。繰り上がりといってもこのマーチ、視界に関しては十分優れているし、ボディサイズの小さなドライバーに合わせてあるし、主たるユーザー層への最適化が素晴らしい。なので仕方なくではなくて堂々の一位。

マーチは女性ユーザーによる取り回し性能が重視された1台だといえる。運転席に座った時に、より大きいクルマ、より立派に感じられる他車とは方向性が異なる。

狭い道ではなく通常走行中という事で比較すると、スイフトの良さが光る。角度の立ったフロントガラスが効いているのかAピラーの位置がよく考えられているのか、斜め前方が見やすく、車線内で自車位置も掴みやすい。

取り回しに神経使うクルマ

では車両感覚が掴みにくい車種といえばどれだろう?この中ではデミオとフィット。デミオは単純に視界が狭めで、ナビモニターの位置により車両感覚に慣れが必要。フィットは窓が大きいんだけど死角になりやすい部分がある。
最もデミオとフィットは、優雅なボディデザインに立派な着座感覚を重視している点から、仕方ないとも思える。だから狙っている方向性が違うと前置きした上で、ワーストはフィット。

ボリューム感ある内装は一回り大きなクルマを思わせるフィット、手足との一体感を感じるマーチとは別方向。運転席に座ってみれば2台の感覚の違いは驚くほど。そんなフィットは車両感覚が取りにくく、コーナーや狭路での見切りは一歩劣る。

フィットRS視界 左前方フィットRS視界 右前方

それだけなら仕方ないけど、ドアミラー周辺の死角が大きいのはいただけない。試乗中の信号待ちで、歩行者が見えにくかった事が印象に残っている。周囲を気にしすぎかな?

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