スパークプラグ交換P2/メンテナンス

自動車試乗比較・評論メンテナンス情報

スカイラインクーペ・プラグ交換「2」

「元自動車整備士」がお届けするメンテやカーオーディオと用品取付コーナー
アイドリング回転数が基準値よりも低い!ということでスパークプラグを交換してみました。
プラグ交換では今まで、効果が体感できたことはないんだけど、実は今回、期待大きく取り組みました。

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メンテナンスは効果が体感できなければ過剰整備という考え方があり、また不具合解消にも部位特定の見込み違いという難しさも。プラグを変えなくてもエンジン止まっちゃうことはないんだろうけど、気になる点があったので交換してみました。

  1. 分割ページ - プラグ交換P1・概要とパーツ取り外し
  2. このページ - プラグ交換P2・ホース類取り外しと交換

クルマはこのスカイライン(CPV35)。
参考:日産スカイラインクーペ試乗レポート

フェアレディZやフーガなど他のVQ35型エンジンを搭載する車種でも近い部分があると思います。

4.エアクリ側3本のプラグ交換

4-1.プラグにアクセスするために周辺パーツ取り外し

エア吸入ホース類の取り外し

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次はフロント側から向かって右側、エアクリーナーが付いている側のプラグ3本を交換します。

最初はこの状態。

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エアクリーナーボックスと周辺のダクトを取り外します。

記憶が正しければプッシュピン4本とボルト1本を外し、ホースバンド2箇所を緩めることで分解できます。

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スロットルボディ手前側のレゾネーターボックスみたいな部分も取り外します。

これでプラグ交換の準備完了。スロットルボディからはバルブが剥き出しなので、繊維の落ちにくいウエスなどで蓋をしておくと良いかもしれません。

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エアクリーナーボックスやホース類で外したパーツは写真の4点。本当はなるべくゴミが入らない車内などに入れておくと良いと思いますw

あ、右上に見えるコの字型のそれもパーツです。これ入れて4点ですね。

上部の配線を緩めてスペースを作る

エアクリ側は先に作業した反対側より通っている配線が少ないので、2箇所ほど固定部分を外せばスペースができてプラグにアクセスできます。

4-2.プラグを交換する

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丸印のパーツが、プラグに繋がるパーツですね。

これが3箇所でプラグ3本分。一箇所につき1本のボルトとコネクター1個による配線がされています。

写真ではボルトとコネクターは抜かれています。

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アップの写真。

これを抜いたら、前ページの手順でプラグを交換します。

外したプラグを見てみる

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6本全体を見てみます。現在のクルマはアイドリング中を含む走行状態などによって焼け具合が変化するので、パパッとここを見て焼けすぎ冷えすぎなどと判断するのは難しいです。

これも6本で色が違ったり、ブローバイかオイルの付着、さらにはガイジ部分が白っぽいプラグまで様々でしたが、細かいこと言わなければ全然普通に走っていました。

電極を見てみます。
新品プラグと比較してみると。。。

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どちらが新品かは一目瞭然ですねw

古い方のプラグですが、新品時がどういう形状だったかはわかりません。多分、プラス側の電極が突起物として存在していたと思うのですが。

実は走行5万kmでもプラス側突起物がないことはよくあります。なので当然、ギャップ(隙間)も広いですが、詰めたら火花が飛ばなくなったこともあるので難しいです。

問題は、「新しいプラグに交換して体感できる変化があるか?」ということ

今までは、プラグ交換で効果を体感したことはありませんでした。変化があったと思っても、しばらく走ると元に戻ってしまう。つまりプラグによる変化はわからず、となってしまいます。

スロットルバルブをメンテナンス

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せっかくなので、スロットルバルブのメンテナンスも効果的です。このスカイラインクーペは比較的マメにメンテしている方で、2万km前にメンテしましたが、やっぱり汚れています。何をメンテするかといえば、ここをクリーニングすることがメンテナンスです。

スロットルボディを外して掃除する場合は?他車で作業をまとめています。
マークXジオ・スロットルバルブ清掃デミオ・スロットルバルブ清掃

多くの場合で効果が体感できるのがこのメンテナンス。アクセルペダル踏み始めのスロットル特性が唐突になってきたり、微調整がしにくくなったり、スピンしたあとはエンジンかかりにくいなどw そうした不具合が改善されたりします。

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これは別のクルマのスロットルバタフライですが、完全に閉じた状態で隙間があるのが正常です。
(アクセルワイヤーがない車種。取り外して撮影しています)

以下、メンテの際に気にしたいこと

これの動作は真ん中の棒が、鉄棒のように軸になってバルブが開閉(回転)します。

なんの力で軸を回転させるのかといえば、モーターの力で回転します。そのため駆動部には特殊なグリスが塗ってあり、これが流れないように注意して拭くことが重要らしい。言い換えると、クリーニングスプレーでブシューがだめらしいです。

経験で言えば、別の汚れが酷い車種では、スロットルを取り外し、綺麗に洗い流してしまったこともありますが問題は起きず。でした。なので必要以上に心配する必要はありませんが、丁寧な作業が重要な事に変わりはありません。

プラグを交換しての体感的変化は?

作業完了してエンジンを掛ける。アイドリングが安定せず学習をしているのだろうという感触が、効果あったかと期待を抱かせる。ここまではよくあるんだけどね、いつもだと100kmも走れば違いなし。プラグ交換は意味なかったのかとなるw

でも今回は違った。200〜300km走る頃にはアイドリングやスロットル特性が安定して、1000km走行後も変化した点はそのまま。プラグ交換で初めて、期待した効果を体感できた。

例えばアイドリングはメーター読みで100rpm上昇し規定値に。またアイドル中の振動は増えたものの元気がよくなった感じのノイズ。低〜中回転では振動現象とエンジンノイズ低減を体感。タイヤ空気圧を少し高めにセットしたような軽さを感じる場面もある。
逆をいえばそれだけ調子悪かったわけだけど、 過剰整備よりはちょうど良いタイミングだったのかと思います。

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