MT車でシフトチェンジを楽しむ

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MTの自動車を楽しむ、基本操作

マニュアル・トランスミッション(通称MT)はドライバーの意志で好きなギヤを選択しながら走れる。そしてクラッチを繋ぐ瞬間の喜びを得られる。
トランスミッションというコンポーネンツがあるからこそ、自動車の運転はここまで楽しい。だったら、MT車を運転すればもっと楽しい!

ここでいうMTとは3ペダルMT。絶滅といわれても実はどのメーカーもラインナップしてる。MTは面倒とはいえ、ギクシャクしない操作が身につけば苦にならず!楽しい!当ページではそんな動作が身につく基本を取り上げます。

1.最も基本的な操作手順

MTは面倒とはいえ、ギクシャクしない操作が身につけば苦にならず!まずは超基本的な操作方法について。
クルマによって差はあるけど、まずはこれから試してみて下さい。

1-1.発進後のシフトアップ(最も基本)

  1. 加速も減速もしない所までアクセルを緩める。
  2. シフトノブに手を掛け、抜く方向に”軽く”押しつける。
  3. アクセルを全閉まで戻しつつ、クラッチを切る。抜く方向にチカラを加えているシフトノブは勝手に抜ける。
  4. シフトノブを次のゲートに押しつける。
  5. エンジン回転数が適切な位置まで下がってくると、シフトノブが吸い込まれる。
  6. クラッチを繋ぐ(比較的スパッと)。ほぼ同時にアクセルペダルを踏む。

※ポイントは、「左手をきっかけ」にスタート。

※ミッションその他の状態により、別の手順の方がスムーズにシフトチェンジできる場合もあります(後述)。

1-2.巡航中のシフトダウン(最も基本)

  1. シフトノブに手を掛け、抜く方向に”軽く”押しつける。
  2. アクセルを全閉まで戻しつつ、クラッチを切る。抜く方向にチカラを加えているシフトノブは勝手に抜ける。
  3. シフトノブを次のゲートに押しつける。
  4. アクセルを踏み込みエンジン回転数を上げる。
  5. エンジン回転数が適切な位置に達すると、シフトノブが吸い込まれる。
  6. クラッチを繋ぐ(比較的スパッと)。

※ポイントは、次のゲートに押しつけるシフトノブ。吸い込まれる感触で、適切なエンジン回転数を感じる。

※ミッションその他の状態により、別の手順の方がスムーズにシフトチェンジできる場合もあります(後述)。

1-3.クルマによっては別の方法を試す

例えば電子制御スロットルの自動車など、アクセルペダルの反応が遅い=ペダルを閉じても減速は0.5秒後だったり。
そういった自動車では、上記と手順を変えてみると、スムーズにシフトチェンジ出来る可能性が高い。
(下記参照下さい)

2.うまく走れないクルマでの操作手順

例えば電子制御スロットルの自動車など、アクセルペダルの反応が遅い=ペダルを閉じても減速は0.5秒後だったり
そういった自動車では、上記と手順を変えてみると、スムーズにシフトチェンジ出来る可能性が高い。

2-1.発進後のシフトアップ(アクセルペダル反応の悪いクルマ)

  1. 加速も減速もしない所までアクセルを緩める。
  2. アクセルを全閉まで戻して、0.5秒後、クラッチを切る。
  3. シフトノブに手を掛け、抜く。
  4. シフトノブを次のゲートに押しつける。
  5. エンジン回転数が適切な位置まで下がってくると、シフトノブが吸い込まれる。
  6. クラッチを繋ぐ(比較的スパッと)。ほぼ同時にアクセルペダルを踏む。

※ポイントは、「アクセルOFFをきっかけ」「0.5秒後にクラッチ切る」。

2-2.巡航中のシフトダウン(アクセルペダル反応の悪いクルマ)

  1. アクセルを全閉まで戻して、0.5秒後、クラッチを切る。
  2. シフトノブに手を掛け、抜く。
  3. シフトノブを次のゲートに押しつける。
  4. アクセルを踏み込みエンジン回転数を上げる。
  5. エンジン回転数が適切な位置に達すると、シフトノブが吸い込まれる。
  6. クラッチを繋ぐ(比較的スパッと)。

※ポイントは、「アクセルOFFをきっかけ」「0.5秒後にクラッチ切る」。

3.ブレーキング中のシフトダウン

通常「MT」といえば、3ペダルMTを指す。クラッチペダル、ブレーキペダル、アクセルペダルで3ペダル。3ペダルなのに足は2本。

どうする??筆者は真ん中の足が長いから困ったことはないwww。
しかしそれじゃ普通の男性や女性は困っちゃう。

なので通常、左足はクラッチに専念し、右足で2つのペダルを操作する。難しそうだけど、バイクより簡単だよ。ちょっと慣れれば大丈夫。

具体的には、右足のつま先でブレーキ、右足の外側部分でアクセルを操作する。その際できれば、かかと辺りはフロアに固定して置ければベスト。重要なのは正確なブレーキだからね。エンジン回転数を合わせるのは2番目

4.シフトが渋い場合のテクニック

同じクルマでも日によって、また走行状態によって、ミッションのフィーリングは変化する。ミッションオイルやクラッチフルードも重要だ。
フィーリングが変化する条件はいろいろで、例えばミッションオイルの温度、またクルマを動かす頻度etc...。プラス、ドライバーのテンションや疲労度などなど。

理由はともあれ、回転数を合わせれば吸い込まれる状態ばかりでないのは事実。そんな時の一時的な対処について。

4-1.ダブルクラッチを利用する

ダブルクラッチとは、シフトチェンジの間にクラッチを繋ぎ、アクセルを煽る。2回クラッチを切るからダブルクラッチ。シフトチェンジの間で、ギヤをニュートラルにしてクラッチを繋ぎ、2000回転ほど煽る。してクラッチを切りシフトノブをゲートに押し当て、回転数が落ちてくるタイミングで、適正な回転数でゲートに吸い込まれる。

4-2.ギヤを飛ばす

例えば2速が渋い場合は、2速を飛ばす。1速から3速というわけ。1速では高めに回転数上げておかないと、クルマは加速しなくなっちゃうよ。排気量が大きければ、同様に4速を飛ばせる場合もある。1、3、5、6速とか。ポイントはエンジンが苦しそうな音を出さないようにね。
ミッション関連部が暖まってきたりすると、気持ち良くシフトできるようになることが多々あります。

5.共通する操作のポイント(注意点)

5-1.加速中にクラッチを切らない

加速中にクラッチを切る=いきなり駆動力が切れる。つまり、クルマは減速して乗員は前のめりに。乗員は衝撃が伝わり、首がカックンと前に倒れる。
だからアクセルは、加速も減速もしないレベルまで戻して、そこからシフトチェンジを始める。これでOK!

5-2.エアコンを利用している時はちょっと繊細

エアコンを利用している時は、シフトチェンジが繊細になるクルマが多い。例えば抵抗により、クラッチを切ってる間の回転落ちが早くなったり、コンプレッサーのクラッチが頻繁にon-offされれば、感覚は毎回異なる。
対処方法は、筆者は完璧な方法は未だわからず。とりあえず、アクセルペダルを戻す際、2%ほど残すようにして調整することはある。

5-3.適切な回転数がわからなくなった場合は?

車速とギヤポジションにあったエンジン回転数がわからなくなった場合。具体的にはギヤを入れたけど、回転数が合っているか不安な場合。こんな時は、少し半クラッチを当てるような感じでクラッチを繋ごう。これでごまかせる。クルマにも優しいと思う。

5-4.クラッチを繋ぐタイミングを逃してしまった場合は?

シフトチェンジする時に、ギヤは上手く入ったけどクラッチを繋ぐタイミングを逃した。そんな場合もある。そんな時はアクセル開けて回転数を上げて対処。シフトダウン時なら2回目の空ぶかしだね。回転が上がってる時にギヤを入れた場合は、回転が落ちてくるタイミングを見計らってクラッチを繋ぐ。
ギヤチェンジの際に、チラッとタコメーターを見るクセのある方なら、おおよその想像が付くと思う。

5-5.Rギヤにシンクロがない!そんなクルマでは?

バックギヤにシンクロ機構がないミッション。スポーティモデルであったりする。こうしたモデルではクラッチ切ってすぐにバックに入れると、ガリっていやな音がする。クラッチ切って1秒から2秒おいてから、バックに入れる。これでOK!

6.ホイルスピンさせての発進

停止からの急加速。タイヤがグリップしてる状態では、クルマに過度な負担が掛かる。そして滑って回転差を吸収するのはクラッチディスクくらいだ。
だから、サーキットなど急発進する必要がある場合は、「タイヤを空転させて発進する」という方法がとられる。

6-1.具体的な操作はこんな感じ

  1. クラッチを切ってギヤを1速に入れる。
  2. アクセルをON-OFFし、エンジン回転数を上下させる。
  3. アクセルを離した瞬間に、クラッチをスパッと繋ぎ、アクセル全開。

上記「2」の補足:回転数の目安はクルマによって異なる。パワーやギヤ比、タイヤのグリップ力などにより。3000〜5000回転辺りが一つの目安。

上記「3」の補足:ヴォン、ヴォン、クラッチ繋ぐ&アクセル全開。3ステップでタイミング取りやすい。

※どうしても急発進が必要な場合の緊急用です。

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