ウィッシュカーオーディオ・フロント3Way

自動車試乗比較・評論メンテナンス情報

フロント3Wayカーオーディオ取付・配線 その1

ヒラリー男爵がお届けするカーオーディオと用品取付コーナー
トヨタ・ウィッシュにカーオーディオを取付。スピーカー交換、プロセッサー、アンプ、USBオーディオなど。できるだけ安価なフロント3Wayで楽しみます。自作だし車内だし、目指すは「良い音質」じゃなくて「楽しめるシステム」。

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アルパインの「マルチメディアマネージャー」を使用し、デジタルサウンドプロセッサー兼プリアンプとし、比較的安価にフロント3Wayオーディオを構築しました。価格以上に遊べる、車内でちょっといじって退屈しないオモチャです。

  1. このページ - システム概要や配線のイメージ図
  2. 分割ページ - 電源引き込みとケンウッドKOS-A300
  3. 分割ページ - ラゲッジアンダートレイにアンプボード設置
  4. 分割ページ - クロスオーバーなどプロセッサーの調整

クルマはこの型のウィッシュ(20系)。
参考:2代目ウィッシュ1800cc試乗レポート

他のトヨタ車でも基本的な部分は参考にして頂けると思います。

1.作業内容の概要

できるだけフロント定位で音楽を楽しみたいのと、車内で調整して遊べるシステムということで、デジタルクロスオーバーを使用したフロント3Way+サブウーファーのシステムの構築。車内ということで音質は求めていないので、まあオモチャです。またこのウィッシュは新車から2年で売却予定を見越して購入したため、車体側の加工は最小限という条件縛り

プレーヤー、プロセッサー、メインアンプを設置し、スピーカーの取付と交換。手間が掛かるのは全てのシートをおろして行うワイヤリング(配線)と防音/吸音作業。丁寧に行うとけっこう時間が掛かります。
それから今回、プロセッサーとプレーヤーのコントローラーの収納として、アームレストを自作。スライド式にすることで、実用性も高めてみました。

今回、クルマの売却に伴う「取り外し作業」中に写真撮影を行いました。適当な性格なのもプラスして、わかりづらい部分も多いと思います。ご容赦くださいませ。

2.システムのイメージ写真

入り口から出口はこんな感じ。

音楽を再生する”プレーヤー”

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プレーヤーはこれ。メモリオーディオプレーヤーとナビのCD/DVDプレーヤー。ケンウッドのメモリオーディオプレーヤーKOS-A300はWAVEファイルも再生できる優れもの。操作も簡単感覚的。iPadだってつなげるらしい。インプットセレクター機能も使用。ナビのプレーヤーからの出力を運転席下でこれの本体に入力しています。そうすると、ラゲッジまで引くRCAケーブルは2ch1本でOK。

各スピーカーに音を割りふる”プロセッサー”兼、音量調整の”プリアンプ”

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デジタルサウンドプロセッサーはこれ、アルパインのマルチメディアマネージャー。鉄板のような色した筐体。デジタルクロスオーバーがメインだけどプロセッサーをプリアンプとしても使用。2chの入力を8chに分け、8個のスピーカーを鳴らします。
8つの信号に分けるからそれぞれにタイムアライメントを設定可能。デメリットとしては位相の問題からパライコ/グライコが使いにくくなります。

※この部分の制作や配線などは別ページで掲載中。アルパイン・マルチメディアマネージャーの役割

信号を増幅して聞こえる音量にする”パワーアンプ”

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メインアンプはお気に入りのアゼストと、カロッツェリアの安いD級アンプ。どっちも4ch。アゼストの方は見た目古いですが一応現行品ということで同世代。他のクルマからの移植でけっこう長く使ってます。

カロッツェリアのD級アンプは安かったので買ってみた。サブウーファー&ミッドロー用。ウーファーユニット自体が貧弱なので不満は無し。充分遊べます。
D級アンプは消費電力が少ないかと思ったけど、それはガンガン使った時のこと。アイドル時の電流はけっこう消費しています。

振動して音を出す”スピーカー”

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スピーカー。ツイーター、ミッドハイ、ミッドロー。フロント3Wayとサブウーファー。マルチメディアマネージャーのクロスオーバー機能を使って帯域を振り分け、スピーカー一個ずつにタイムアライメントを設定します。

※主にドアスピーカーの交換方法や配線、ドア内張の分解方法など、この部分の制作や配線などは別ページで掲載中。
スピーカーの取付、純正スピーカーからの交換 / デッドニングに関して基本知識

入力セレクターなど各コントローラー

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マルチメディアマネージャーによるオーディオコントロールとボリューム調整、メモリオーディオプレーヤーへの命令などは全てここで。スイッチはオーディオ関連のon/offとモニターのon/off、LEDの調光です。アームレストを加工して取り付けています。

※この部分の制作や配線などは別ページで掲載中。オーディオコントローラー設置例

2.システム概要図(イラスト)

2-1.電源と信号の流れ

カーオーディオ関連の機械は「1.電源線を繋ぐ」「2.信号線を繋ぐ」ことで動作します。安全性を無視して考えられれば、動作させるだけならとても簡単。

電源の配線イラスト信号の配線イラスト

※クリックで拡大します。(別ウインドウ)

※左のイラスト画像が電源の配線をイメージしたモノ。
※右のイラスト画像は信号の配線をイメージしています。以下補足。


  • 上がクルマ前面、後がクルマ後面。点線の四角がフロントシートとラゲッジスペース
  • イラスト上部、紫の再生マークの付いた角丸四角型がプレーヤー
  • イラスト下部、緑の角丸四角型がサウンドプロセッサー。青の角丸四角型が4chメインアンプ。中央がツイーター&ミッドハイ用。左がミッドロー&サブウーファー用。
  • 色の付いた丸い物体が各スピーカー

2-2.(イラスト左)電源の配線

  • 黄色い線はプラス常時電源。バッテリー「+端子」から引っ張ってきます。
  • 赤い線はイグニッション電源またはアクセサリー電源。フューズボックスから取り出すか、助手席足下周辺から引っ張り出します。
  • 青い線はシステムリモート電源。下記リレーより出力します。
  • 青い四角はリレー。自動&手動スイッチを利用しオーディオシステム全体をon/offします。「イグニッション電源からマイナス」に電気が流れると、「常時電源からシステムリモート信号線」に電気が流れる。という結線です。
    マイナスの配線の間に市販のスイッチを挟みます。容量極小でOK。

2-3.(イラスト右)信号線(RCAケーブル、スピーカーケーブル)の配線

  • オーディオは「1.プレーヤー」、「2.プリアンプ」、「3.メインアンプ」、「4.スピーカー」と結線すれば音がなります。一つの機械が複数を兼ねている場合もあります。
  • 紫のちと太い線がRCAケーブル。赤白の端子が付いたアレです。ナビのプレーヤーからメモリオーディオ兼セレクターに入力し、その出力をサウンドプロセッサーに入力します。
  • 今回はサウンドプロセッサーはプリアンプも兼ねます。
  • サウンドプロセッサーで2chの信号を8chの信号に分解したら、メインアンプに接続します。メインアンプは4chのアンプを2枚(2台)。ということで、8ch分になります。(サブウーファー一つなので実際に使用するのは7ch)。
  • ピンク系の色した配線などはスピーカーケーブル。2つのアンプから7つのスピーカーに接続します。

次のページは「P2・分解写真やネットワーク、配線など」

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次以降のページで、残りの写真やシステム解説を掲載。ネットワークで遊ぶ基本やお役立ちTIPSとか、RCAケーブルの種類や逸話なども。

オーディオの基本はフルレンジスピーカー。これが理想です。しかしあえて複雑なシステムを狙う。なぜ?やはり理論上の良い音と現実的な良い音は違いますってことですね。しかも劣悪環境の車内。とりあえず楽しいのはよりフレキシブルな方。ありきたりなヘッドユニット内蔵デジタルプロセッサー+2wayでもいいんですが、低音だけ鳴ってくれればいいんですが、どうせだからちょっと違うシステムで遊びます。


次のページ!電源引き込みとケンウッドKOS-A300

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